神原町シニアクラブ(168)   ロコモトレーニングを積極的に取り入れたクラブ運営と諸活動

    少子高齢者社会と言われるごとく、高齢者の占める割合が年々増加しつつある。政令都市浜松は、健康寿命が日本一と言われている。

    この背景には、高齢者にとって住み良い環境であることが挙げられる。天候気象・自然・人情・食物・経済活動・社会生活・医療・交通など、諸々のものがあげられるであろう。

   要するに高齢者にとって、毎日が過ごしやすい状況下にあるということであろう。

    さらに、よりよいものにしていくには、明るく健康で毎日が過ごせる体制づくりが必要不可欠である。その受け入れの母体はシニアクラブもその一つである。

   そのためには、シニアクラブが積極的に高齢者の生き甲斐づくり、健康づくりに寄与していく必要がある。こうした観点からシニアクラブの活動は、ロコモーショントレーニングを取り入れたサロン化を図り、多角的な活動を展開することにした。

     地域の会館と健康広場を中心とした毎週の月曜会・水曜会・金曜会の運営と活動である。運営の基盤は確立したので、今後は参加者の拡大と内容の充実へ向けた努力が求められている。

    役員やロコモ普及員が中心的な役割を果たし、牽引力となりながら、会員はお客様ではなく、全員が主役であることを前面に出す方式とした。

    高齢者集団にとって最も大事なことは、 差別をしない平等と相応の分担方式である。準備・撤収作業など始まりも終わりも一斉に行うと短時間で完結することができる。

   ロコモ事業とシニア活動の一体化により、運営経費の面では、ロコモ補助金が活動の活発化を促進している。

    シニアクラブ運営に新しい風と方式を取り入れた。昔風の老人会ではなく、文字通りシニアクラブとして、老たりと言えども心身ともに健康的でありたいと積極的かつ前向きに取り組む団体を目指したい。

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