神原町シニアクラブ(166) クラブの活性化と 輪投げの効用

    シニアクラブの活動の中に毎週水曜日午後約2時間、「健康サロン」を設け、最初に準備体操を兼ねてロコモ-ショントレ-ニングを行い、次いで3個チーㇺに分かれて輪投げ競技を行っている。愛称は、水曜日を定例としていることから「水曜会」と称し高齢者にとって覚えやすくしている。

 輪投げは、シニアクラブ浜松市大会が年に2回行われている。平成31年度の第1回は55回目となり歴史は古い。当会は2年前から大会に参加している。輪投げは古くから取り入られていたが、2〜3ケ月に1回、たまにゲーム大会をやる程度であった。

 輪投げを本格的に取り入れることによって、シニアクラブの活動の活性化を図ることとしたが、会員の半分、常時20名と参加率は高く、毎回活気と笑いが絶えない程になった。ただ単にプレイをするだけではなく、遊び感覚を取り入れ、全員参加賞のほか成績の上位者及びとび賞を設けることにした。要するにどの順位であってもチャンスがあることにした。 

 高齢者集団にとって、輪投げは自分の体力に応じた投げ方ができること、輪投げによって自然に身体を動かすことができる、得点等の計算で頭を使うことができるほか、順位をつけると競争心も出てきて、投げ方などの工夫から改善や競技の集中力などが増してきている。何よりも活気と笑いがあることが良い。

   また、天候に左右されらことなく室内でできる。自治会の管理する神原会館で行うことから集まり易いという利点がある。室内は冷暖房完備で快適である。

 輪投げ器材は3個装備し、組み分けはくじ引きで3組に分かれ、前段5回、休憩後,後段5回、合計10回の総合得点で競うことになる。得点の上位者は上位を狙い、中間者と下位者はとび賞で大当たりと好評である。不思議なことに、上位者は良く入れ替わり面白くなっている。今や一番人気のゲームとなってきた。

 輪投げの器材の配置、採点表の準備、椅子の配置、参加賞の配列などすべて、全員で一斉に準備することとし、撤収も同じように行っている。従前、役員があらかじめ準備していたがこの方式を取り止めて、すべて定時になってから全員で一斉に準備作業を始めることにした。わずか3分程度で完了するようになった。

    シニアクラブの単位クラブの運営に当たっては、会員の多少にかかわらず、諸活動の陣頭に立って誠心誠意事に当たることに努めている。運営に秘策はない。トップは率先垂範、これ以外にないと確信し実行している。

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