1 隊友会の式典運営の担任
さる2月11日は「建国記念の日」.「第35回浜松市建国記念の日奉祝式典」が、浜松市中区のアクトシティ浜松で開かれた。わが家の玄関には家内が国旗を掲げてくれた。
隊友会は式典運営の一翼を担っており、その運営要員の一人として、午前8時前にバスに乗り浜松駅に向かい、8時30分には会場に到着した。
隊友会は、本式典については、長年の運営支援参加から分担内容が決まっており、毎年隊友に運営支援参加者を募り、支援計画によりあらかじめ参加者、任務担当、集合時間など明示した。毎度のことながら、定時定点の集合で、9時の開館となるや、どの団体もまだ集まっていないうちに、搬入口から手慣れた手順で会場内へ式典用の諸備品を搬入した。
隊友会の担当内容は、保安警備・記録・来賓、講師お茶接待・救急患者対応を担当した。また、遺族会も保安警備を担当した。つばさ会は反省会を担当した。自衛隊OBらしい役割と言える。
記念講演会が終わった後、反省会に参加し、夜8時過ぎに帰宅した。
2 写真で綴る浜松市建国の日奉祝式典
❶ 浜松市建国の日奉祝式典 大会プログラム
❷ 式典会場 アクトシティ
《 浜松駅に接続して鎮座するアクトシティは浜松の象徴でもある。文化都市の殿堂としての役割を果たしている。大規模のホールは大・中あるが、建国記念行事は中ホールが使われている。》
《 アクトシティのホールは、大中を含めて過去何回も隊友会の各種支援で舞台裏に立ち入る機会があった。中ホールの舞台裏や舞台上から観客席を眺めた感じは格別である。また、2階席等から見渡すと別の視点から眺められる。実に立派な施設であることに驚く。式典には約1千人ていどが参加した。》
➌ 全体ミ-ティング
《 全体ミ-ティングは、上田祐末氏の司会のもと、江川運営委員長の挨拶、所要事項の説明、参加団体の紹介・隊友会・モラロジ-‣つばさ会・ブル-リボンの会・遺族会・オイスカ高校‣幕屋・新教育者連盟・my日本・江川グル-プ等が行われた。どの団体も奉仕の精神で自主積極的に活動しており敬服する。とりわけ、オイスカ高校生の継続した活動は賞賛に値する。一般的なボランティア活動はどこでもみかけるが、建国記念の行事に毅然として参加する生徒たちに明るい未来を感じるのは、私だけであろうか。》
《 全体統括の運営委員長江川邦彦氏、運営及び任務分担の全般状況及び注意事項を指示された。 》
❹ 合唱団等のリハーサル
《 ステージでは、浜松ライオネット児童合唱団、指揮伴奏などのリハーサルが行われた。》
《 交代で早めの昼食を済まさせた。》
《 新田支部長の指揮のもと、保安警備について、ホール担当者を交えて、非常時の場外への誘導対処、救急対処などを打合せ・確認し配置についた。》
❼ 受付等準備完了及び入場
( 受付等は、オイスカ、ブルーリボン、my日本、モラロジー、新教連、阿川Gなどが、一般・主催者、来賓,書籍販売などを担当した。》
❽ 式典会場
❾ 主催者席
《 開会・閉会の辞は、シニアクラブ浜松市会長藤田かつ太郎氏などで行われた。》
❿ 来賓席
《 浜松市長・市議会議長、国会議員、県議会議長及び県議、市議会議員が出席された。》
⓫ 国歌斉唱と指揮
《 国歌斉唱と指揮 》
⓬ 奉祝運営委員会会長 御室健一郎氏の式辞
《 奉祝運営委員会御室会長は、建国の日の意義とこの日が多くの国民に親しまれることを強調された。ご譲位される天皇陛下・皇后陛下と浜松との関わりにも触れ、わが国の新しい御世と皇室の弥栄をことほぐされた。》
⓭ 来賓祝辞及び来賓紹介
浜松市長鈴木康友氏・市議会議長飯田末夫氏・衆議院議員塩谷立氏・衆議院議員源馬謙太郎氏・静岡県議会議長渥美泰一氏の祝辞のほか来賓の紹介が行われた。写真省略
⓮ 記念発表 浜松ライオネット児童合唱団
《 浜松市のライオンズクラブの後援により誕生した合唱団である。浜松及び静岡県で奨励賞を受賞するほかは海外演奏も行なっている。「春の小川」・「春よこい」「手のひらを太陽に」などのほか浜松市歌も披露した。児童合唱団の真髄を発揮した。》
⓯ 意見表明 静岡雙葉高校 2年佐野来実さん
《 静岡雙葉高校2年佐野来未さんは、しっかりとした口調で、若い世代から見た日本の未来への考えを意見表明した。》
⓰ 奉祝歌
《 奉祝歌「紀元節」を合唱した。大東亜戦争時の小学生の頃、紀元節にはオルガンに合わせて合唱したことを思い出した。多くの人が歌詞を広げて歌ったが、まもなく昭和も幕を閉じる。明治、大正はさらに遠くなるであろう。》
⓱ 万歳三唱 奉祝運営委員会顧問 隊友会 小椋靖氏
《 隊友会小椋靖氏が力強く万歳三唱の音頭をとった。》
⓲ 記念講演 テ-マ ご即位30年をことほぐ 博多の歴女 白駒妃登美さん
講演に先立って、講師の紹介ビデオ上映があった。高校生の作品で、優秀作品として放映されたことがあるとのことであった。
産経新聞は、講演を次のように報じた。
「 白駒さんは、鎌倉時代の元寇や幕末のペリー来航など数々の苦難に遭遇するものの、そのたびに「皇室の祈りと先人たちの高い志があって日本は国難を乗り越えて来た」と指摘され、 さまざまなエピソードを交えつつ、「今上陛下は戦後、象徴天皇として模索された昭和天皇に負けない険しい道のりを歩まれたが、美智子皇后とともに、素晴らしい皇室の在り方を示してくださつた」と締めくくった。」
《 講師の白駒妃登美氏は、博多の歴女として知られ、日本の歴史や文化の素晴らしさをを国内外に発信している。「ご即位30年をことほぐ」ひのもとの国を支えてきた、先人の「志」と皇室の祈りと題して講演した。素晴らしい内容であった。》
⓳ 反省会
① 会場の様子
《 反省会は、楽器博物館研修交流室でつばさ会が準備設営を担当した。役員・運営従事者が参集し、講師白駒妃登美さんを交えて反省会が行われた。講演に関連して活発な意見が出され、さながら勉強会となり盛り上がった。特に、外国からの留学生が混じったオイスカ高校生の感想などにはしっかりした高校生だと賞賛の声が上がった。》
⓶ 会長 御室健一郎氏
《 奉祝実行委員会役員及び運営に参加された皆さんに感謝の意を表明された。充実した式典及び記念講演会が成功裏に終わり喜びの笑顔があった。》
③ 運営委員長 江川邦彦氏
《 浜松市の建国の日奉祝式典行事は、今年35回を数えた。情熱を持って終始一貫して、誠実に運営の統括に当たられた功績は素晴らしいものがある。ここに人ありの感があった。》
④ 記念講演 講師 白駒妃登美さん
《 日本の歴史と皇室についての所信は同感することが多かった。積極的に日本の歴史や文化の素晴らしさを講演活動で堂々と表明していることはすばらしいことだ。笑顔を絶やさないで、トラペンなど使わず、語り一本で講演をされた。なかなかできることではない。》