❶ 競泳女子のエース、池江璃花子さんの発病発表
競泳女子のエース、池江璃花子(18=ルネサンス)さんが、2月12日に 白血病と診断されたことを公表したニュ-スは衝撃的であった。
若いのに実にしっかりした選手で 東京五輪の金メダル候補であるとみていたが、高校3年生の卒業を控え大学進学も決まっていた発病であるだけに心中察するものがある。
メディアで報じられる彼女の試合ぶりは、しなやかな泳法と堂々とした振る舞いで、多くの人々を魅了するものがあり、プールに咲く大輪の花のようであった。
彼女の発病発表を巡り、連日の報道等で「血液のがん」と言われる白血病について、国民の関心は一挙に高まってきた。治療法が進歩した現在、白血病は不治の病ではなくなったと言われている。
❷ 競泳で発揮した資質能力と完治を目指し治療専念
先ずは病気を治すことである。闘病は並大抵のことではない。 何よりも治療に専念することが必要である。人生は山あり谷ありである。水泳で発揮した天分と資質能力は必ずや病魔を克服できるであろう。
彼女はツイタ-で「私は神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています」、「もちろん、私にとって競泳人生は大切なものです。ですが今は、完治を目指し、焦らず、周りの方々に支えて頂きながら戦って行きたいと思います」と、決意をつづったと報じられた。しっかりとした発信内容に感涙するものがある。
私も、70歳代でがんを二度も患った。その都度入院・手術をした経験がある。腎臓と膀胱がんである。入院間に老若男女を問わず多くのがん患者の厳しい闘病のありさまを見てきた。自分の生命力を信じて 、治療に専念し病を克服してもらいたいと切に祈るものである。きっと新たなる人生が開けてくるに違いない。
《 テレビ画面から 日本競泳界若きエ-ス・池江璃花子選手の成績 》