次代を担う若者の大活躍のニュースに接すると心が明るくなる。将棋界、スポーツ界などで、少年少女の若者がぐんぐん伸びている状況に驚いている。天分とも言える抜群の優れた資質能力を持った若者が磨けば磨くほど伸びていける時代となった。
多くの国民が、テレビにくぎ付けになるほど関心が深まるのは、単に天才少年少女の姿だけではなく、そこに人生のドラマがあるからではなかろうか。どんなに優れた才能があっても開花するには、それなりに幾多の苦難を乗り越えて勝利を獲得している過程があり、それを見聞できるからである。さらに、どんなに暗いニュ-スが続く事があっても、明るい話題が日本の未来を明るくしてくれる。何事も短期的に見ないで、長期的視点で世の移り変わりを見ていきたいものである。
❶ 昨年12月8日、今季シニアデビューを果たした16歳の紀平梨花(16=関大KFSC)は、初戦でいきなり優勝を飾る
昨年12月8日、今季シニアデビューを果たした16歳の紀平梨花(16=関大KFSC)は、初戦でいきなり優勝を飾ると、GPシリーズでは2連勝。シニア戦負けなしで臨んだグランプリファイナルでも平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)を抑えて初出場で初優勝の快挙を成し遂げた。
それにしても、16歳少女の紀平梨花さんの活躍は見事であった。女子で日本勢として2005年の浅田真央以来となるGPデビューシーズンでの優勝を果たした。
《 テレビ映像から 16歳少女紀平梨花さんの見事な初優勝 》
❷ 2月9日、フィギュアスケート世界選手権の前哨戦、四大陸選手権で16歳の紀平梨花(16=関大KFSC)逆転勝
2月9日(現地時間8日)、フィギュアスケート世界選手権の前哨戦、四大陸選手権<アメリカ・アナハイム>女子フリースケーティング(FS)。大会前、左手薬指に怪我を負った紀平梨花(16=関大KFSC)は、ショートプログラム(SP)では5位と出遅れたが、グランプリファイナルの女王はFSに挑み逆転優勝した。
《 テレビ映像から 16歳少女紀平梨花さんの見事な逆転優勝 》