浜ちゃん日記  浜名湖の壮観な海鳥の集団行動

   例年であれば、年末,年始には次男家族が茨木からやってくるが、孫の大学受験準備で取りやめたせいか家の中は静かである。のんびりと資料を読んだりして1日を過ごした。気分転換で、午後3時半ごろから、静かな環境で夕日を眺めたいと思い、浜名湖河口近くの舞阪港を訪れた。出漁の漁船は見られず、すべて係留されて正月を迎えようとしていた。浜名湖弁天島を東側から眺める格好で冬らしい風景が展開した。

 浜名湖・大橋から弁天島上には、好物の餌があるのか、多数の海鳥が集団でかたまっており、時折、一斉に飛び立つ状況が展開した。その数が半端ではなく、強く印象に残る情景であった。港の堤防では釣り人を何人か見かけた。

    ,ネットで調べてみると、「舞阪の自然を守る会」のホ-ムベ-ジは、

「舞阪の冬を代表する海鳥といえばカワウです。秋深く浜名湖に渡り、ひと冬を越すカワウは浜名湖周辺に営巣し、まだ夜が明けぬ海岸で群れて漁をします。漁を終えれば弁天島のいかり瀬などに群れて羽を休め、浅瀬に小魚の群れがやってくるのを待ち受けます。」とある。

   寒風にさらされたが、完全装備の防寒対策で身体は全く寒さを感じなかった。手だけはカメラを持つ関係から素手で通したらさすがに凍り付くようであった。それにしても、冬空に夕日が沈み西の空がうっすらとあかねに染まり、海鳥が集団行動する様は壮観であった。

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 《 平成30年12月30日夕方、浜松市西区舞阪港から浜名湖弁天島を望む。》