天皇陛下は、12月23日、８５歳の誕生日を迎えられた。来春の譲位を控えて、平成最後の天皇誕生日である。陛下は、これに先立つ記者会見で「天皇としての旅を終えようとしている今、私はこれまで、象徴としての私の立場を受け入れ、私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝する。」と謝意を伝えられた。
また、来年4月ご結婚から60年ともに歩まれた皇后さまに対して、「結婚以来皇后は、常に私と歩みを共にし、私の考えを理解し、私の立場と務めを支えてくれました。」と公私にわたる献身的な働きに、「心から労いたく思います」と涙声で感謝を伝えられた。
本日は皇居で一般参賀が行われ、国民に対して「誕生日にあたり、大勢のみなさんから、このように祝意を受けることを誠にうれしく思います。今年も残念なことに各地で災害が起こり、これにより家族や親しい人を失い あるいは被害を受け、今も不自由な生活を送っている人々のことを思い、深く案じています。冬至が過ぎあとわずかで新しい年を迎えます。明けてくる年が皆さんにとり 明るい良い年となるよう願っています。皆さんの健康と幸せを祈ります。」とお言葉を述べられました。
わが家では、国民と苦楽をともに歩まれてきた陛下に、心からお祝いと感謝を託し、玄関に国旗を掲げました。テレビでのご会見の様子、各新聞で記者会見の全文をあらためて拝読し、実に 私の心に満感迫るものがありました。いよいよ平成は終わり新しい時代がやってくる。
❶ 祝日 天皇誕生日のわが家の国旗
❷ 記者会見 (テレビ報道から)
➌ 一般参賀 (テレビ報道から)
