11月24日(土)絶好の快晴、青空が澄み渡り、ブルーインパルスが描く事前訓練の飛行展示はまたとない日となった。わが家から自転車で浜松基地へ向かい、事前訓練展示会場を訪れた。OBの立場から所見を記しておきます。
① 私の知る限り最も好天・気温・風力などに恵まれた天空であった。浜松基地始まって以来の本番前日の公開となった基地周辺の住民の皆さんへの感謝の広報施策は素晴らしい企画と英断であり 大成功であった。会場は多数の市民が来場した。ブル-の出発場面は残念ながら人垣でカメラに収めることができなかった。
② 障害者の皆さんは最前列で ブルーインパルス を眺められ、最高の企画であった。
ブルーインパルスの飛行展示は、観衆側から見ると上空に雲一つなく最高のものであった。みんな満足した顔が見られた。
とりわけ、ブルーの展示飛行の各課目の間合いは絶妙で唸らせるものがあった。何事も間の取り方は大切である。空中での間合いを見事に取れる空中指揮・チームワーク・士気・操縦技量など航空戦力の実力を遺憾なく十二分に発揮していた。
短時間のうちに、これでもかこれでもかと課目が展開し、早くもなし、遅くとなし、間合いの取り方が見事であった。
③ 事前訓練の飛行展示はもとより、基地警備、観客の経路誘導・案内、危険物の検査、救護、放送など綿密に計画・実行されているように見受けられた。気持ちよく観覧できる運営体制が確立されていたように思う。
④ ブルーインパルスの飛行展示前に行われた警戒航空隊、航空救難隊の救難飛行展示などの諸飛行と説明もそれぞれ見ごたえがあった。
❶ 華麗と感動のブルーインパルスの飛行雄姿
❷ 任務終了し観客にこたえるパイロット
《 平成30年11月24日午後、浜松基地にて 》