浜ちゃん日記  初秋の日々の喜び

   9月に入った。季節の変わり目を感じる。先日夜半に目覚めて二階から窓を開けて外を眺めたらコオロギの虫の音が聞こえて来た。秋がやって来たと季節感を感じさせるものは、自然界の天気・風・草花・鳥虫の声などさまざまである。

    天気図を見たら秋雨前線が日本列島に横たわり、明日2日には東海地方を南下するという。今年最強と言われる台風21号の進路も油断ならなくなった。

1 お墓参り

    今朝は、菩提寺天龍山洞雲寺に参詣し、お墓参りをした。そのため、早朝、供花を求めて近くの花生産者の提供する無人の花売り場に出かけたが閉じていた。仕方がないので家内が自宅の庭に咲く花を用意してくれた。この供花が最高かもしれない。

   連日の 猛暑で供花もぐつたりしていた。お墓周りを清掃し花を供えた。手を合わせながら、生きとし生けるものは必ず、命が絶えるときがある。誰もが避けられない宿命であることを思った。静寂のなかに、人生の終末をどう迎えるべきか思った。わが人生は今まで通り、自分なりの生き方を貫き通すだけである。

    参道には石碑がたちならんでいるが、「人の世は山坂多い旅の道」と刻まれている一句が心に響いた。長い人生においては平坦でなく様々な出来ことがあるものだ。人生80余年を過ごして、まさしくそう思う。

2 写真展

    早朝のお墓参りを終えて、2018浜松フォトフェスティバルの会場クリエート浜松に車車でj出かけ、付近の有料駐車場に入れて、前段の部の会場当番を行なった。

   多くの方にご来場いただきました。9時から1時30分ごろまで役目を果たした。最後に会場を一巡し、写真の先輩諸氏の力作を拝見した。明日は最終日、最後にもう一度全部を一巡して楽しもうと思っている。  

 写真活動は、つたない経験であり、写真経歴からすれば子供のようなものであるが、新しい物への挑戦によって意外な発見や経験をすることも大きな喜びである。平坦な人生よりもいろいろなことに直面し、経験するのも充実した人生につながる。

    写真を作品にするには、いろいろな手法・表現・アプローチがある。表現方法は千差万別である。この方は何を狙って何を表現しようとしているのかといった視点であらためて展示作品を鑑賞すると新しい発見がある。鑑賞という面ではいろいろな味わいができる。

3 初秋の日々の喜び

 9月1日は二百十日である。暑さ寒さも彼岸までといわれるが、どんなに猛暑猛暑と言っていても、間もなく秋風が吹き涼しくなってくるであろう。

 先日は、ふるさと鳥取の姉から二十世紀梨が送られてきた。郷里の梨は故郷の味であり、毎日賞味している。おいしいの一語に尽きる。子供家族と親せきなどにおすそ分けした。

 世間は騒々しいニュ-スでいっぱいであるが、一喜一憂しないでどっしりと構えて情報を精査する必要がある。自分なりに情報分析すると面白いものだ。

 後期高齢者は、生産的な業務に従事することはできないが、身近なところで地域社会などに貢献することはできる。自分だけの世界にこもらないで、できることがあればお手伝いをすることができる。これが自分の健康につながることになる。

 趣味の世界も同じである。 どんな分野であろうと一生懸命取り組めば、結構面白いものである。 

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《  平成30年9月1日朝 天龍山洞雲寺参道の石碑に「人の世は山坂多い旅の道」と刻まれていた。 》