元自衛官の時想( 50) 航空自衛隊OB団体つばさ川柳 への投句(3)

    平成2年4月 航空自衛隊を退官すると同時に、航空自衛隊OBで組織している「つばさ会」へ入会した。

     退官後の第二の人生の途中で、つばさ川柳の主宰・選者が願法満氏に代わられたのを機会に、平成14年から18年まで、つばさ会川柳同好会の会員となり、毎回投句するようになった。平成19年から24年ごろまで一時自治会活動や病気で休止したことがあったが、平成25年から今日まで相変わらず投句を続けている。つばさ川柳の投句は、課題句2句と自由句3句からなっている。 

 つばさ川柳の選者は、願法みつる氏である。願法氏は、自衛隊OBで大体同じころに航空自衛隊を定年退官したと記憶している。埼玉川柳社代表で「川柳さいたま」編集人・発行人をされており、つばさ川柳でご指導いただいている。

 つたない川柳であるが、いろいろな出来事、ものを見るときに、何とか句にならないかと考えたりしていると新しいものが見えることがある。 

 

つばさ川柳  平成27年10月発行の「つばさ会だより」135号に登載
課題句 「例外」
心地よい平和ことばに惑わされ 

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 《 つばさ川柳選者 願法みつる氏からいただいた川柳色紙 題「例外」「心地よい平和ことばに惑わされ 」喜己作、すべての人が平和を望んでいる。平和という言葉ほど、人の心を揺さぶり響きのよいものはない。しかし、現実は激動と冷徹の世界がそこにある。わが国の平和と独立を守り国家・国民の負託にこたえるため日夜任務に黙々とまい進している自衛隊がいる。防人として35年余を第一線部隊で勤務したOBの心情である。》

自由句

花づくり喜ぶ顔に励まされ

コスモスと秋風揺らす赤トンボ