82歳老いる雑感( 39) 旬のものを食する味わいと口から食べることが出来ることに感謝

   今日の日本列島は春雨に覆われて次第に西から晴れてきた。午前は昨夜からの小雨が降り続いていたが、午後になったら晴れ間が見えだし、夕方には青空が展開した。

一番喜んでいるのは作物であろう。まさに恵みの雨で植物の生育にはとても良い。この頃の天気は、昔から言われている三寒四温を繰り返しながら、一雨ごとに万物は伸びていく。神原町の花畑に入って写真を撮ろうとしたがぬかるんで入ることをやめた。

 植物の旬のものと言えば、1~2か月前のタケノコは初物で珍しかったがこの頃はいろいろなところからいただくことが多くなった。ス-パ-などの店頭にも大量に出回ってきたせいか珍しくなくなってきた。

 この頃は、馬鈴薯スナックエンドウなど初物を食すると格別な味わいである。何と言っても旬のものは自然からの贈り物のように感じられるからだ。

 家庭菜園では、旬のものに関しては、他所の家庭菜園との物々交換や、他所のうちへお裾分けできる点がよい。旬の初物は数量的には少ないものであっても、食すると季節感が味わえるからだ。その点では、ハウス栽培物より路地で収穫したものが格別おいしく感じられるから不思議である。

 歳をとればとるほど、口から食べることが出来なくなってくるものだ。口腔機能の低下は健康に直結し、口から自分の力で食することが出来るかどうかが健康寿命の根源となっており、長寿を左右する大きな要素と言って過言ではないであろう。

 先日の100歳以上の長寿の方の生活ぶりを放映したテレビ番組を視聴していて、口から食べることが出来るかどうかが長寿につながっていることが強く印象に残った。今日も一日三食しっかりと食べることが出来たことに感謝した。 

f:id:y_hamada:20180419114245j:plain

《  スナックエンドウ、甘みもあり触感が最高だ  》