浜ちゃん日記 市民税・県民税の申告と作成コーナーの利用

1 所得税の確定申告と市民税・県民税の申告

    確か10年ほど前、所定内の所得額であれば確定申告しなくても良いとなったことで,所得税の 確定申告(電子申告)を省略したら、その結果は途端に、数年来ほとんど同じ程度であった市民税と県民税について増額の追徴通知を受けた。早速、各種保険等の控除申告をして補正され、もとに戻った苦い経験があった。こうしたことから市民税・県民税は申告期間内に確実に申告することにしている。

    それまでは、所得税の確定申告をしたら、自動的に市町村に通知され、市民税・県民税につながっていくシステムについての理解が不足していたことから起きたことであった。

    年金生活者は、収入は公的年金等だけであれば所定額以下は申告を省略できる。申告しなくてもよいことになった。徴収事務の省力化・簡素化を図ったものと理解したが、大事な但し書きの損害保険等控除について見落としていたのであった。これらは、市民税・県民税の仕組みに対する理解不足が招いた結果であった。

   今日は午前、平成30年度市民税・県民税の申告を行なった。あらかじめ申告書に記入していったが、申告相談会場及び担当者の受付・相談は、毎度懇切丁寧に行われていた。

 2 申告書作成コーナーの活用

   市民税・県民税の申告にあたっては、 申告書作成コーナーを使って作成したのではなく、手書きの申告書を持参した。手書きの点検確認よりも、所定の証拠資料を提示して、担当者にパソコン入力してもらい、打ち出した内容を確認して押印し提出した。この方がむしろ事務の簡素化と効率的な申告ができると判断したからである。

    来年からは、再び自ら申告書作成コーナーを活用して申告したいと思っている。かって、所定の認定を受けて所得税申告を国税庁の作成コーナーを利用して長い間電子申告してきたことがあるからだ。

    今のところ、医療費控除の対象にはなっていないが、これからの健康と医療費出費がどうなるであろうか。

    毎年歳を重ねるので、ボケ防止のためにも作成コーナーはとても便利であることから、活用する方向に切り替えたいと思っている。

   申告書の作成ソフトは、各項目に正しく入力すれば、しっかりとした内容が自動的に作成されるようになっており便利である。

    幸いパソコンが使えるので、申告の事務の省力化・合理化・簡素化への協力と正当な納税を行いたいと思っている。

3 証明書の紛失と再発行

   今回大失敗したことは、保険会社から送られてきた保険料に関する証明書の一つを紛失したことであった。所定の箇所に保管していたのに、家中のしかるべきところを何回も探しだが、ついに見つからないため、当該の保険会社に申し出たところ、即日再発行され翌日には速達便で送付されてきた。素晴らしい事務処理体制に感服した。日本は素晴らしい国であることを別の面から再確認することになった。

    恥ずかしいながら、原因は多分自分の慣れと能力の低下にあるであろう。深く反省したものである。

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《 浜松市市民税課作成の「公的年金等の収入の申告について」は、分かりやすいパンフレットであった。 》