2月11日建国の日、浜松市建国記念の日祝賀式典がアクトシティ浜松 中ホ-ルで行われた。祝日であるので、いつものように玄関に国旗を掲げ、隊友会の一員として、午前9時からの行事支援のため午前8時にはバスで会場に出かけた。隊友会30名が運営支援した。
式典は午後1時から厳粛に挙行され、アルピニスト野口健氏の記念講演を終えて4時30分に帰宅した。建国記念の日祝賀式典と講演会はともに盛大に行われ会場は満員であった。
浜松市における建国記念の日行事は、今回で34回を重ね、各種団体で構成する奉祝運営委員会が開催してきた。隊友会浜松支部及び浜松つばさ会は、後援団体として与えられた役割を整斉と完遂した。
《 役員席 》
《 来賓席 》
1 式典
❶ 国歌斉唱
《 国歌斉唱 》
❷ 式辞
《 式辞は、浜松市建建国記念の奉祝運営委員会会長中山正邦氏が建国記念の日の意義を述べられた。 》
❸ 祝辞
《 祝辞は、浜松市議会議長渥美誠氏、衆議院議員 塩谷立・城内実・源馬謙太郎の各氏が祝辞を述べられた。》
❹ 記念発表
《 吹奏楽の記念演奏は、戸塚先生指揮のもと各楽器の音色の響きが若々しく素晴らしいものであった。》
❺ 意見発表
《 記念発表は、天竜区に飲食店を開店し、故郷を守り地域振興を目指し地域で活躍している中谷明史氏が所信を表明した。》
➏ 奉祝歌
《 奉祝歌は、紀元節を合唱した。 》
❼ 万歳三唱
《 万歳三唱は、顧問・隊友会参与小椋靖氏が音頭をとって行われた。》
2 記念講演
《 若くしてエレべストなど厳しい山々を登頂制覇し、極限を体験した経験の中から導き出された富士山清掃、戦没者遺骨収集などの諸活動を中心に説得力と共感を覚える講演であった。》
【 平成30年浜松市建国記念の日祝賀式典に参加しての所感 】
平成2年に航空自衛隊を退官以来、毎年浜松市建国記念の日祝賀式典に参加してきた。世界各国において、どこでも自国の建国記念の日を定め国民がお祝いしている。ごくあたり前の普通の姿ではなかろうか。そこには主義・主張とは関わりのないものではなかろうか。
わが国では、国民の祝日として、建国記念の日を2月11日として、昭和41年(1966年)制定し、建国をしのび、国を愛する心を養うことを趣旨としている。
建国記念の日の祝賀式典が、各地で協賛の諸団体が自主的に運営委員会を形成して行うことは喜ばしいことであるが、国家における祝賀式典は、本来、政府が率先して主催挙行するのがあるべき姿ではなかろうか。そのように強く感じた。