浜ちゃん日記  高齢期における生活リズムの継続と辛抱

 高齢期の毎日の生活で着意していることは、いったん始めたことは中断することなく、継続することに努めている。これは生活リズムの安定化に繋がっていくものだからである。

 自衛隊退官後28年余を迎えるが、退官と同時に入会した隊友会、つばさ会は今日も在籍し活動を続けている。自宅を建設し居住してからは、地域のシニアクラブ、花の会、カラオケクラブなどに入会して活動を継続している。

 この間、中途で退会することなど考えたこともなった。各種の会から実質的に離れるときは、人生を閉じるときとか自分の思いをかなえることが出来なくなくなったり、参加できなくなった時であると思っている。

 そこには、特別に高邁な理念があるわけではない。平凡な普通の人間として、どんなことでも最後まで全うしたいとする素朴かつ単純な思いというか、信念のようなものを抱いているからである。これは私の人生観の一つともいえるかもしれない。

 一つのことを続けると、意外にいろいろなことが見えてくるものだ。カラオケクラブにしても毎週火曜日の夜、練習に出かける。趣味の世界も22年間活動していると、唄うということの精神的・肉体的なありがたさや喜びが自然に芽生えてくる。作詞作曲や歌手の素晴らしさを感じてくる。

 60代の時にはさほど感じなかったが、いろいろな活動を続けることが、歳を重ねるにつれて一定の生活リズムの保持に繋がり、心身の健康に結びついていることを実感するようになった。長い年月にはいろいろ困難なことが生まれてくるが、それらを乗り越えて、継続と辛抱がよい循環に転化していくのであろうか。

 

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《 北陸地方を襲った記録的な豪雪で、陸上自衛隊が出動し、夜通しの懸命な除雪作業で徐々に解消しつつあることが報道された。》