1.新入会員の減少化と「充実した高齢期人生を楽しむ積極的な呼びかけ」
どの組織においても、共通して新入会員の減少傾向が認められるといわれている。シニアクラブも同様である。少子高齢化社会が進化し、高齢者は増加する一方で新入会員が少ない傾向が続いている。そのため新入会員より高齢化に伴う老人施設への入居、死亡等の方が数的に上回り、徐々に会員が減っていくのが自然の流れとなっている。
こうした傾向に歯止めをかけたいと、今年も2月早々の自治会隣保回覧で会員対象者はもとより、町民各位に呼びかけるため「神原会入会案内の特別号」をお願いすることにした。
シニアクラブに対する意識改革・「他人に支えてもらう年寄集団から充実した高齢期人生を積極的に切り開く集団へ」、会組織の変革と運営・「他人にやってもらうのではなく自分たちで考え実行する運営」は同然のことであるが、現状の傾向を打破するには、あきらめないで積極的に対処することにしている。
2.「地域社会とのかかわりを持つ活動」と「男を外に出そう」
最近のシニアクラブの課題は、男性の入会が少ないということである。多くの男性会員対象者が家でじっとしている傾向が強い。その点女性のほうが積極的に外に出ているように見受けられる。
定年後同じ会社にさらに務めているケ-ㇲは多いが、会社勤めが完全に終わったらそのまま家に閉じこもって、地域とのつなうにがりがあまりない方が多くなっている。
ある人曰く、「男を外へ出そう」と提唱している。本人がその気にならない限り外へ外へ出るようにする方策は言うは易く、非常に難しいものである。
高齢期における人生をどのように過ごすかに視点をおいて、「地域とかかわる社会的な活動への参加」を前面に打ち出すことにした。
3.「複数以上で入会すれば怖くない」と「「2~3人仲良しグル-ブの入会推進」
都市部のシニアクラブと異なって。既存の結束の固い地域における組織は、地縁血縁も固く、グル-プ化されており、新入会員を受け入れたり、なじむのに時間がかかる特性がある。従来からの教訓で、単独入会や強制的な入会は多くが中途退会になることが多い傾向を示している。
こうしたことから、本人の自主的な入会の強い意志のある方は既存組織に入っていくことが容易であるようだ。さらに発展させて、一番良いのは二人以上の仲良し仲間と一緒に入会する事である。「多くて渡れば怖くない」「三人寄れば文殊の知恵」の言葉があるごとく、この辺に重点をおいて、じっくりと会員の加入推進活動を図ることにした。
こうした活動は、即効的な成果を狙わないで、一過性ではなく、長期的な視点に立って、とりあえず二年計画で根気よくこの運動を継続発展させていきたいと考えている。
《 生き生き神原会会報 「神原会入会案内特別号」》
【 神原町シニアクラブ(神原会)活動の一部 】
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