わが神原町( 25) 神原町ふれあい農園の発展と地域定着

1. 「神原町まちづくり構想」と「神原町ふれあい健康農園」

 先般、JAとぴあ浜松の総務部広報課池谷さんの取材を受けた。10年前に、自治会長当時、わが神原町誕生50周年を迎えるにあたって、将来50年先の発展を願って、町民が主役となって、「神原町まちづくり構想」をつくりあげた。

 「花と緑のまちづくり」と同じように、住みよいまちづくりのために、人が自然と集まる場として、休耕地を利用した「神原町れあぃ農園」を立ち上げた。今年で10年を迎えたが、すっかり定着して、地域の絆・憩いの場となっている。

 この農園の立ち上げと運営に精魂を込めた農園会会長の窪田萬年氏は23年3月15日逝去されたが、奥様がその遺志を継いで代表を務められておられる。石の上にも3年どころではなく、10年に及ぶ地道な活動は素晴らしいものがある。

2.  神原町ふれあい農園10年で地域定着 、休耕地憩いの場に

 どんなに時代と世代が変わっても、わずかな農地であっても自分の手で畑を耕し、種をまき作物を育成・収穫する喜びと汗する労働は尊いものである。休耕地の有効利用、町民の交流、健康増進などに役立つている。蒔いた種は、必ずやいつの日か実を付け一つの形ができるものである。そんな思いで当時を思い出した。(「神原町まちづくり構想」については、ブログを始めたころに記したので省略する。)

 11月4日、日本農業新聞に次のような記事が掲載された。

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 《 日本農業新聞・平成29年11月4日 神原町ふれあい健康農園に関する記事 》

   次号で、神原町ふれあい健康農園の立ち上げと運営に尽力された故窪田万年氏が編集発行した会報など神原町ふれあい健康農園の発足時を振り返ることとする。