浜ちゃん日記  衆議院議員総選挙は政権選択と国家の基本路線の選択である

 今日は秋の日本晴れである。第48回衆議院議員総選挙が本日10日に公示され、22日の投票に向け、12日間の選挙戦に突入した。

 衆議院議員の総選挙は、「政権選択選挙」である。北朝鮮対応や少子高齢化の対処、消費税の是非、憲法改正などを争点として国民の審判を受ける。各党の公約・政策と8党首の主張などしっかりと読んだ。これから何を具体的に語るのか真剣に選別していきたいものだ。

 正々堂々と自党の領綱、公約・政策と候補者の主張を明確にして論戦をすればよい。個人のスキャンダル、あらさがしや、泣き言、恨み言、言葉尻探し、本質を離れた枝葉末節のことなど聞きたくない。聴きたいこと、問いたいことは、厳しい国際環境の中で、わが日本が生き抜いていくにはどうしたらよいかの国家の基本路線と政策である。

 冷徹かつ複雑な国際社会において、確固たる国家戦略を持ち、今日のわが国の危機をどのように乗り切るのか、具体的な対処策を堂々と語ってほしい。心地よい夢や理想はだれでも語れる。政治は現実である。裏付のない中途半端な理想や実現が難しい政策や主張は破綻し、いずれ化けの皮ははがれるものである。

 これから方策・設計を作るのではなく、今日と明日、さらには将来の日本の進路と具体的な方策を示して、国民の審判を問うべきであろう。いつの時代も衆議院議員総選挙は、政権選択と国家の基本路線の選択である。

 国家も政党も、地方自治体、会社も個人も同じで、常に平時と有事の両面のことを考えておくべきである。とりわけ、政党・政治家は国家の基本路線と具体的政策を平素から調査・研究・策定し、政権選択の資とする基本設計図を国民に提示する義務と責任がある。

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《 10月9日は、体育の日、祝日であるからわが家の玄関と同じように知人の家にも国旗が掲げられていた。午前は気温が上がり、シニアクラブのグラウンドゴルフで心地よい汗をかいた。身体を動かすと心身をフレッシュすることができる。》