神原町花の会(花美原会)(260)  コスモスの種まき下準備

    協同活動による今期のコスモスの種まきは、7月2日(日)の朝を予定している。

今後の天気予報を見ると、明日から本格的な梅雨模様となりそうだ。次の土日は好天のようであるが、さてどうなるか。あらかじめ下準備をする立場としては、五分五分とみてどちらになってもよいように両面作戦を展開することにした。

 本来なら、前日の土曜日に耕運機を動かし、種まきの下準備であるラインをつけておき、作業するときにみんなが間違いなくライン上に種をまくことができるようにしておきたい。また、さらに、土返しによって雑草の発生を少しでも未然に防止することを図っている。

 しかし、連続して雨が続けば、耕運機を入れることができなくなることがある。過去の経験則から花畑がぬかるんでくると耕運機を運用することが難しくなるからである。

1 皆で種まきをする

 会員が多く揃うのは、日曜日の朝の作業である。協同活動の意義は一人でも多くの会員が一緒になって、協力し合って種まきすることである。自分で種をまくことが大事である。種をまき育てることから、わが町を花で明るい街づくりをしたいとする目標が実現できるからである。

2 花摘みをできやすくする

 コスモス種は、バラマキではなく、各列にまくことにしている。それは、開花した後、花摘みができるようにするためである。花畑に来訪者が入っても花を傷めず、出入りが容易なようにするためである。できる限り身体や衣類に花木が触れないようにするためである。

3 草を取りやすくする

 やがて、まいた種が発芽し成長する過程で、どうしても雑草が繁茂してくるものだ。草取りが必要になってくるが、草取り作業をやりやすくすることも大事である。花いっぱい活動は、環境美化と地域との調和を目指している。住宅地の花畑にどんなにきれいな花を咲かせても足元を見たら雑草がいっぱいでは本末転倒であり、興ざめすることになるからである。

 こうしたもろもろの条件を満たす努力をするのが下準備である。花いっぱい活動の隠れた一番大事な仕事といってよいのではなかろうか。

 このことはすべてのことに共通している。下ごしらえ、下準備、下調整などががしっかりされた仕事は必ず立派な成果につながるものである。

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 《 クボタの耕運機は、年式は古いが、立派に10年間役割を果たしてくれている。》

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《 とりあえずの下準備完了した花畑、これからは状況を見て逐次手直しをしていく。 》