70代後半からの新しい趣味として、写真が加わってものの見方が深まった。毎日の新聞に掲載される写真一つにしても、漫然と盛るのではなく、何を訴えようとしているのかの視点でとらえている。
1 東部写楽会の勉強会
昨日は午前、東部写楽会の合評会に参加した。文字通り写真を楽しむ会である。
毎月一回の勉強会で、一ケ月間に撮影した写真を選別整理し、2Ⅼ判を10~15点印刷して、持参・提示し浜松写真協議会会長丸井敏郎氏及び先輩たちから忌憚のない批評・感想・アドバイスをしてもらっている。
2 感動する写真を撮りたい
何事もそうであるが、やっているうちにもっと良いものを撮りたい、人が観て感動するものを作りたいと少しづつ欲が出て来るものだ。
会員はみんな向上心・研究心が旺盛であることから、素直にアドバイスを受け入れている。約6年の活動の中で、それぞれの個性を生かして、撮影したい分野、得意なものが少しづつ出来上がってきたようだ。
3 作品に自分の思いを表現したい
写真を通して、自分が訴えたものをどのように表現するか難しいが、良い作品づくりを求めてやっているうちに、結構楽しいものである。写真撮影や作品作りの魅力 が次第に感じられるようになってきたからである。
他人が観てどう思うか、自分の思いと一致する時が最高である。良い作品だとの評価を得るにはどうすれば良いか、対象をどのように捉え、表現するか、作品としてどのように仕上げるかをやっていると、時間がたつのを忘れることがある。
自分自身また満足するものが少ないが、他人の評価はありがたい毎回の合評会において、各人1~3点は高い評価を得ており、この中から浜松写真連絡協議会の発表会の出展につなげている。
4 これから求めていきたいもの
私は、どちらかというと田園地域に居住している関係から、身近な地域と人間を主体としたものを撮りたいと思っている。そこで働く、活動するものを主体に表現したいと思っている。要するに、身近な生活環境の中に題材を求め作品とし、写真作品として仕上げたいと思っている。
次に、浜松写真協議会の活動に、年に数回、遠出の撮影会もあるので、そのうち参加したいと思っている。今のところその他の諸活動で出かける余裕がないが、こうした協議会行事を通して、歳とともに狭まる摂動範囲を撮影会に参加して各地を見聞し写真活動ができればたことに思っている。
70代後半になってから新しい趣味ができ、楽しさ、目標ができたことに感謝している。
《 花苗の移植作業 》