老いる雑感(20) 「キョウイク」に恵まれたしあわせもの

    後期高齢者の世界では、ボケ防止には「キョウイク」が大事だといわれている。これは、この歳になって知識・教養を高めるとかの「教育」ではなく、何をしてよいか分からない、やることがないといった事ではなく「今日行く」ところがあることが大事たということである。その点、今日行くところが、ほどほどにあるので、幸せ者といえるかもしれない。

  一週間の中で月曜日、火曜日と金曜日は結構忙しい。不思議と色々な行事日程と重なることがあるからだ。月曜日は「月曜会」と称して、シニアクラブのグラウンドゴルフと月一回の定例会、火曜日はカラオケクラブの練習日、金曜日は「金曜会」と称して、シニアクラブのロコモとクラブ活動などの他、毎月、写真同好会、パソコン同好会と花いっぱい運動など各種の活動に参加している。書き出したらキリがない。

 家人からは、行くところがちょっと多すぎるのではないかと小言をもらっているが、これも元気でいる証であり、そのうち、自然に減っていくから心配することないと言っている。

 後期高齢者にとって、ましてや80歳以上となると、どんな過ごし方がよくて、どんな過ごし方が悪いなど、世に定められた基準があるわけではない。自分が今日一日良い日が過ごせたと感じる過ごし方が一番ではなかろうか。

 他人様にどうのこうのといわれる筋合いもなければ、言うこともない。自分がよいと思った事を選択し、幸せだと感じて過ごせる日々があればこれまさに至福といえるであろう。