老いる雑感(18) 自分のことは自分でできる人生・生活

   最近の新聞・テレビの広告・コマーシャルで目につくのは、70代になったら、「自分のことは自分でできる人生」「誰かの負担になりたくない生活」と言った類の呼びかけである。

    本当に核心・本質をついた文句で同感である。シニアクラブで取り組んでいるロコモーション・トレー二ングも同じ趣旨である。

    自分がその歳になってみると、実感そのもので、まさしくそうであるからこうした文句に感心するばかりである。

    老いの顕著な徴候は、足が衰えることであろう。両膝が痛くなったり、筋力が衰えて、両足で立つことができなくなったりする。

    そのためにどうするかである。適度な運動は当然のことであるが、これが実際は難しいものだ。ついたテレビの子守となる。じっとしている方が楽で良い。

    食生活もなんでも食べれば良いが、栄養剤などの薬に頼ることになりやすい。理屈はわかっているが、そうは行かないところが悩ましいところである。

    かく言う私も同じようなものだ。「理屈はわかるが、やめられない」「勝手な自分流の屁理屈つけて得心し、手抜きする」こんなことの繰り返しであの世へ逝くことになる。これが人間というものであろうか。

    結局は、自分が決め実行するしか道はないが、やりきれないで中途半端で終わることになる。これも人間だからであろうか。