航空自衛隊第1期操縦学生(55) 創設62周年を迎える 航空学生制度

 今年6月で、航空自衛隊航空学生制度が発足して62年を迎える。今年度入隊した航空学生は「第73期生」である。第1期生からすると、「73期か」と歴史の重みを感じる。

 航空学生制度は、航空自衛隊の任務遂行上、必要不可欠な操縦者の養成・人事制度および航空戦力の中核を占める存在となっている。 航空学生出身者の優秀者の将官登用など人事処遇等を含めてさらなる充実を祈ってやまない。そのことが航空自衛隊のさらなる最強化に  繋がっていくことを確信するからてある。  

1.   第73期航空学生

  第73期航空学生については、防府北基地ホームページは、次のように報じた。 

 「  防府北基地は、平成29年4月10日(月)に第73期航空学生の入隊式を行いました。多数の来賓の方々や、学生のご家族等が参列されたなか、新しい制服に身を包んだ66名を代表する学生が声高らかに宣誓し、航空学生となりました。
   航空学生に任命された66名は、これから2年間に及ぶ厳しい航空学生課程の第一歩を歩み始めました。」 

 2.平成27年度航空学生等の応募採用状況   

   平成27年度の航空自衛隊航空学生の採用試験は、2,820(内女性255)名受験し、採用52(内女性1)名であった。競争率は、54.2(内女性255.0)倍であった。

〇 平成28年度防衛白書から転載(出典) 資料17の表

《 平成28年度防衛白書から転載(出典) 》