1. 可憐な花の生命力
特に、ポピー畑をお訪れた人数を正確にカウントしたことはないが 、5日から7日までの3日間で約550名ほどではなかろうか。一人がポピーを20本前後お持ち帰りされてもその数は大量である。さすがに一つの密集したヤマはきれいに散髪された感じであったが、昨夜は久しぶりに雨も降り、早朝訪れて確認したら新しい花が多数咲いていた。かよわい可憐な花のように見えるが以外に生命力は強いものがある。
2.夜明けのホピー
ポピーを観察するには、夜明けが一番である。 無風と感じる早朝は、ポピーが開花すると最高の状態で愛でることができるからだ。この点、管理者の立場は恵まれており、管理者冥利に尽きる。日中は一つひとつのポピー花を写真に撮ったりすることは、この花畑では風をさえぎるものが全くないから、激しく揺れ動き困難を伴う。それだけポピー花弁は微風にも揺れる繊細な一面を有しているともいえる。
夜明けから花畑の付近の皆様に迷惑をかけてはいけないので、物音させないで静かに訪れ静かに離れる心遣いが必要である。泥棒と間違われるほどの配慮が肝要である。
3.夜明けのポピーの表情と花模様
のポピ0
《 7輪のポピーを並べてみた。全く同じものはない。よく観ると一つひとつが異なった形態と色彩である。まさに表情や花模様が違っているから自然界の不思議な造形もに驚くばかりである。生きとし生けるものは、品種が同じであって、同じように見えても同じではない。人間も動物も植物もそれぞれ顔が違い、行動様式、性格も異なる。ポピーが言葉を発するとすればどんな感想を述べるであろうか。》