わが町の長老で、ご指導をいただいた先輩の元自治会長の葬儀に当たり 、後輩の元自治会長の立場で弔辞を読む機会を与えられた。約一日草稿を練ってまとめ上げた。自衛隊退官後は、隊友会関係で数名の故人に支部長の立場で弔辞を読む機会を与えていただいたことがある。何よりも誠心誠意心をこめて故人を偲びささげた。
喪主をはじめ親族の皆様に悲しみの中にも喜んでくださったことが強く印象に残った。
5月1日は、墓参りをした。菩提寺の山門の掲示は、次の通りであった。どちらも自分の心に響く言葉である。
「有為転変は世の習い だけど変わらぬ仏の教え」
「「有為転変(うい てんぺん)」は よく耳にする、「諸行無常」とほぼ、同じような 意味で、 この世の、はかなさを現わした言葉である。
「生きていくためにたくさんのものは 要らない 勇気と希望と少しばかりのお金があれば十分だ。」この辺のところは、80歳を過ぎた者の心境である。物欲はありすぎでも、すくなずぎてもいけない。ほどほどがよい。
《 参道は落ち葉一つないほどきれいに清掃されていた。》
《 有為転変は世の習い だけど変わらぬ仏の教え 》
《 生きていくためにたくさんのものは 要らない 勇気と希望と少しばかりのお金があれば十分だ。》