この頃、早起きをして、日の出前後の風景を求めて出かけることがある。平素の起床はゆっくりしすぎているが、時折、しっかりした防寒服装を身に着けて出かける。厳寒であればあるほど夜明けの風景は素晴らしいからだ。
数年前、がんの摘出手術で病院の窓から早朝の外界を毎日眺めたことがある。人の命運は計り知れない。現在、元気に過ごせる毎日に感謝しながら、朝は静寂と躍動の境目・移り変わりが眺められる。そこに「生きている」ことの素晴らしさをかみしめる。
《 2月7日朝 細江町の国民宿舎 奥浜名湖の高台から眺める。はるか東にアクト、近くは浜名湖を眼下にする。》
《 2月11日朝 佐鳴湖畔から眺める。水鳥が湖上をスイスイ、周りはウオ-キングの数組が通り過ぎる。 》