山門の人生の教示  鶏頭鳳尾 と日々新たに生きる人は幸福なり

1.  鶏頭鳳尾(けいとうほうび) 

  平成29年の元旦を迎え、お寺参りをし先祖と住職にあいさつをしてきた。毎年いただくものの中に、浜松市北区引佐町の奥山半僧坊で知られる大本山方広寺の広報紙「方廣」がある。その中で、方広寺派管長大井裁断老大師の巻頭の言葉は、とても味わい深い言葉である。

 この広報紙は、第43号とあるから43年前から発行されるようになったと思われる。わが家では30年間の分が保存してある。毎年、管長のことばがもったいないからである.。 第一工業株式会社様のご厚意により発行されているとのことである。第一工業は、「人と環境にやさしいものづくり」を目指す、各種ネジ・自動車部品・学校用机・イスを作っている会社である。言うは易く行いは難しのとおり、なかなかできることではない。長年にわたる素晴らしい寄進といえるであろう。

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2.日々新たに生きる人は幸福なり

   浜松市西区洞雲寺の山門の掲示は、「お正月を迎える心で  日々新たに生きる人は幸福なり 」とある。新年を迎えて、人は新たなる決意、誓いや所信を持つものである。その心は邪心がなく、心の底からそう思うものである。この一年「  日々新たに」に暮らしていきたいと思っている。

 

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《 洞雲寺山門の掲示 》

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