浜ちゃん日記 テレビを観る時間と番組を評価する目安

1.テレビを観る時間

   テレビは、最近観る回数と時間が減った。特に、テレビが嫌いになったとかということではなく、じっくりとテレビを観る時間が少なくなっただけのことである。

    日常的な行動は、意識して、なるべく静より動を多くすることに努めていることから自ずとテレビの前に座っている時間が少なくなっただけのこと、ブログを書いたり、シニアクラブや花の会の活動を行ったり、会報を作ったり、案内文書を作ったりするためにパソコンに向かっていると、結構時間を取られテレビを観る時間が少なくなったことである。、

 是非観たい番組で、時間の都合がつかないときは、ビデオに予約収録して、暇な時間にゆっくり見ることができる便利な時代になっので、この方法は結構多用している。

   そのうちに、身体が自由に動かなくなったらテレビを観る時間が増えるであろう。

2.見応えのあるテレビ番組

 テレビ局はどこでもよいが、一つのテ-マについてじっくりと話が聞ける内容を選択している。かって司会が機関銃のごとく質問して即答があり、言葉尻をとらえてはテンポが速く進んでいく形のものがあったが、こうした類より静かに本質・核心をついた議論や内容を知ることができる番組が好きである。

 テレビも新聞もそうであるが、35年余の自衛官の勤務経験があるので、こと軍事・安全保障関係の内容については、多少ともその内容の是非、妥当性等を精査する能力は有しているので、その面から当該のテレビ、新聞等の内容を評価する目安としている。そこから自分の得意、専門以外の分野はこの目安を援用している。

3.軍事・外交関係は国際的な視点を基本

 現代は情報化社会となって、世界的な状況を知ることができるようになった。情報過多の傾向にあり、情報にうずもれ、複雑多岐にわたる情報の中から正当な情報を精査することが困難になってきている。所見や解説もしかりである。

 全般的に情報は、特定の主義・主張の立場、色眼鏡を排して、自分の頭と目でしっかりと見定める必要がある。

 特に軍事・外交関係に関する事柄は、国民に開かれた自由陣営国家・民主主義国家の立場から国際的な視点で判断することにしている。

 4.  報道番組の司会者、アナウンサー、コメンテーター

    報道番組の主役は視聴者であるのに、司会者、アナウンサー、コメンテーターなどが主役化している傾向はいただけない。いうなれば素材・話題・問題提起の伝達者であり提供者であって主役ではないからだ。

    知りたいのは、事実関係、相関関係、参考事例など適正な情報の提示であり、報道である。色付けをした内容ではない。ましてや個人の主観や主張、所感ではない。これが強いと俗に偏った報道番組と称される類である。

   報道番組を通して判断するのは視聴者である。その点、視聴者もしっかりしていないと偏った見方、考え方をすることになる。こうした視点から、複数のチャンネルを観ることにしている。

    司会者、アナウンサーの場合は全くいただけないが、コメンテーターの場合は多少許される面があろう。要はその事象に関わることに造詣が深い、知名度は関係なく、その分野の専門家・研究者・従事者・経験者などのコメンテーターが登場してほしい。