自動車保険料率算定会の思い出(10) 損害保険料率算出機構・静岡OB会

    12月5日の夕方、静岡市で開催された損害保険料率算出機構・静岡OB会に参加した。 毎年12月の第1月曜日の夕方に静岡市で行われている。

 昨年のOB会において、役員の交代が承認され、会長は広瀬幹夫氏から高木俊明氏氏に、事務局長は野村和広氏から中村恭一氏にバトンタッチされ、今回は高木・中村のコンビで運営された。広瀬・野村コンビは非常によくやってくださいました。幹事役は本当にご苦労ですが、本会の運営と継続のためにご尽力いただきたいと思います。 

 ふり返ってみると、自動車保険料率算定会・損害保険料率算出機構・静岡OB会とのかかわり合いは不思議な縁である。自衛隊勤務とは全く関係のないところで第2の人生をやってみたいと思って選び、他業種の多くの人たちと一緒に採用試験を受けて入社に至った。

 私が平成2年4月1日、航空自衛隊を退官すると同時に、当時の自動車保険料率算定会に一般調査員として入社した。定年退職の誕生日にはあと約2月あったが、採用日に合わせて勧奨退職と相成った。

 約12年間においては、最初の勤務地である静岡調査事務所で一般調査、医療調査員を担当し、浜松調査事務所で後遺障害担当、一般調査課長、後遺障害認定課長、再び静岡にて所長として静岡と沼津調査事務所の統合、最後は浜松調査事務所で所長をして退任した。

 当時の自動車保険料率算定会は、その後、損害保険料率算出機構となって現在に至っている。私が所長をしていた当時からOB会は結成されており、年1回の懇親会が開催されてきた。したがって、近年退職したOBは自算会と機構の双方で勤務したものが多い。

    昨年は、所用のため残念ながら欠席となったことから2年ぶりの出席であった。入社年次と年齢から早やくも長老グループの一人になったきた。多くの先輩たちが鬼籍に入られたりする状況に接して、人の世の定めと移り代わりを実感している。

     OB会は、組織の改編があっても、静岡調査事務所に勤務したこと、入社の年代は異なるが、同じ業務に従事したことから同志が参集したOB会である。

   今回の 参加者は、松本菊夫、濵田喜己、磯口圓一夫妻、山内辰男,小長谷聰,大岩宏寿、秋葉康雄、加藤軍平、高木俊明、渡邉晴夫、渡邉俊治、野村和広、中村恭一、柴田晃次、小坂晏央、長谷川博、萩原啓介、大石尚子の各氏のほか現職所長杉村陽一氏であった。

    やはり話題の多くは現在の様子と将来であった。参加する人たちは目標を持って毎日を過ごしているものが多かった。大石尚子さんの参加は皆から大歓迎された。

 杉村所長からは現況について説明があった。後輩たちが私の時代とは飛躍した新しいシステム導入で健闘しているようだ。県下の保険請求件数は減少しているが、後遺障害認定の申請件数は増加しているなど拝聴した。

    どんなに時代が変わろうと、自動車は社会生活、経済活動の基盤をなすものとなっており、自賠責保険の役割はますますその重要性が増すであろう。調査事務所のさらなる発展を祈って帰浜した。

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《 OB会長高木俊明氏のあいさつ 》

 

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 《 事務局長中村恭一氏の経過報告 》

 

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《 静岡調査事務所所長杉村陽一氏の現況説明 》 

 

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 《 静岡OB会の様子 》