昭和の航空自衛隊の思い出(354)   空幕人事課人事第2班長在任間における部隊・機関の人事担当者

    空幕人事課人事第2班長の在任間、昭和61年(1986)12月~63年(1988)7月)における空自部隊・機関の人事担当者は、当時のメモによると次の通りであった。

 現場の状況把握のため全国各地の部隊等を訪問し、部隊指揮官の人事面の要望をお聞きし、積極的に人事担当者、編単隊長・小隊長及び空曹との懇談の機会を持つことに努めた。

 訪問に当たっては、あらかじめ基地・部隊等にお願いして、准空尉・空曹及び空士人事管理に関する経歴管理・昇任・異動等の関する事項の説明・講話の機会を設けていただくことにした。また、班員の部隊訪問でも同様にお願いした。

 当時、積極的に、空幕で進めている准曹士に関わる人事施策内容の説明 、部隊の指揮運営に資する人事資料の提供を行うことにしていたからであった。このことにより部隊及び隊員の生の声・意見を収集し施策等に反映することができた。

 こうしたこともあり、主要部隊の人事部長・班長・准曹士担当幹部及び空曹の大部分の方とは面識を持つことができた。多くの先輩人事部長・人事幹部とは旧知の間柄であり、職務を遂行する上で積極的に提案・助言・示唆をいただき施策面に生かすことができた。

 准空尉・空曹及び空士に関わる特異事項は、人事部門の系統を通じて、迅速にその概要が空幕長等へ報告され、空幕しての対応措置をした。

    今日30年以上の歳月が流れたが、主要な人事担当者の名前を見ると当時が思い出され、一人ひとりの顔が浮かんでくる。本当にお世話になった人事担当者であった。感謝の一念でいっぱいである。

1.昭和62年(1987)4月における部隊・機関における人事担当者

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《 昭和62年4月における部隊・機関における人事担当者 》

2. 昭和63年(1988)4月における部隊・機関における人事担当者

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 《 昭和63年4月における部隊・機関における人事担当者 》

3. 昭和63年(1988)2月における人事班長等講習参加者

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《 自自班長等講習は、空幕人事課長小泉進将補以下の空幕人事関係及び部隊等人事班長が出席した。人事班長は航空総隊司令部人事班長山崎章1佐、各方面隊司令部人事班長等の錚々たるメンバ-が参加した。また、こうした会議・講習に必ず、人事教育を担当する3術校の科長が出席し最新の人事状況を把握し、実務に直結した教育が行われるよう配慮されていた。夜の懇親会となると話が弾み一層盛り上がった。》

 

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《 人事第2班長の准空尉・空曹及び空士人事施策につての説明 》

 

4. 昭和61年(1986)2月における人事班長等講習参加者

   ちなみに、昭和61年(1986)2月の空幕主催の人事班長等講習の顔ぶれを記載する。

空幕の実施担当者及び参加者、部隊等の受講者は次の通りであった。人事課長以下各班、人事計画室、部隊の人事班長を知ることができる。

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《 昭和61年(1986)2月における人事班長等講習参加者 》

   この講習で、利渉空幕人事課長の挨拶要旨を、2月13日の日記にメモをしていた。私が人事第2班に配置となり、やがて班長に補職される課程における空自全般の人事状況の一端を知ることができる。

人事課長挨拶要旨

❶ 人事幕僚

〇専門的立場から指揮官の補佐である。

〇人事は指揮の骨幹に関わる。

〇教務は整斉と進んでおり尽力の賜物である。

❷ 転換期  

〇給与制度  准尉~2士にいたるまで、実質的改善、した。w@gq>

 例 2士 中卒→高卒扱い、給料も上がった。曹長は公(一)4級へ

     筋道ができた。10年先を見越した改革・質的 改善

 内局担当部局の寝食を忘れた尽力

〇定年延長  経験豊富な隊員、退職者の大量発生 

 援護部門の強化 退職する所感の立場になって

 多数期の退職 暫定格上げの戻し

 階級に相応したポスト 

❸ 主要事業

〇新規事業をやるのに十分な人員がいない。

〇定員増が認められても厳しい。

❹ 服務規律の維持

〇部隊指揮官の努力、担当者、個人の意欲にかかっている。

〇発生件数は少ないが油断大敵だ。

❺ 補職

〇補職についての部隊調整 人事規律の維持に特段の配慮をせよ。