浜ちゃん日記 お盆の行事・天龍山洞雲寺の山門施餓鬼

 8月15日は終戦の日、71年前も猛暑の日であった。小学生の時、家のラジオから流れる玉音放送大東亜戦争で日本が負けたことを知った。政府主催の「全国戦没者追悼式」は静かに迎え心の中で幾百万の戦没者を追悼した。

 午後から天龍山洞雲寺(浜松市西区神ケ谷町)の山門施餓鬼に参拝した。法要行事はご詠歌奉納、初盆・先祖供養で水向供養を行った。

 お盆は、毎年のように天龍山洞雲寺にお参りし、お墓の掃除をしたり、新しい花を供えたりした。14日の午後は、初盆を迎えられた家を弔問し、当遠州地方特有の盆義理を行った。今年は11軒の弔問であった。   初盆のご家庭では、 精霊を迎えるのに盆棚(精霊棚)が設けられていた。

 お盆について、寺報「天龍」のお盆号に解説が掲載されていた。

「お盆はみ魂(み霊)のお迎え」と題して、お盆の意義が解りやすく表現されていた。「お盆は私たちに連なるご先祖様のみ魂(み霊)や亡き人々のみ魂をお迎えしてご供養するみ魂祭りです」、「み魂をお迎えして感謝の誠を捧げ、偲び・尊ぶその心こそがお盆の心に他なりません」など心に響くものがある。

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《 天龍山洞雲寺の寺報「天龍」平成28年7・8月お盆号から 》 

 

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《 今年は初盆の方は15軒とのことでご遺族や檀信徒で本堂はいっぱいであった。》

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《 心に思いを込めて水供養を行った。》