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昭和の航空自衛隊の思い出(330) 自衛官の昇任と昇任試験指導

    自衛勤務において、陸海空で多少の違いはあるが、 3曹への昇任、2曹~曹長への昇任及び部内幹部候補生選抜にあたっては、昇任試験が行われていた。昭和の時代も今日もそう大きな変化はないであろう。

 私も士長から3曹、3曹から2曹への昇任試験、2曹から部内幹部候補生選抜試験を受験した。一般の隊員は在級年数等の資格基準に達すれば、等しくこうした昇任試験を受けることができた。曹の自衛官にとって、この昇任試験は自衛官生活と最も関係が深いものであるからである。

 こうした経験を経て、幹部へ任官後は、空曹時代の経験を踏まえて所属部隊の有資格者に対して懸命に受験指導したものである。このブログでも部内幹部候補生選抜試験や3尉候補者選抜試験についての受験指導についてもしばしば触れてきた。

 色々な受験指導をしながら、昭和58年1月27日の防衛専門紙「朝雲」に投稿・掲載された陸自の3尉坂本公徳さんの「昇任試験受験指導・コツを教えます」は私の目に留まった。

 坂本3尉は自分が昇任試験に挑戦した時のことや数々の受験指導の経験の中から「昇任試験のもつ意義と学習指導のあり方」をまとめられたものと推察した。当時、この記事は、とてもよくまとまった内容であり、この切り抜きを受験指導の反省と改善の資としたものであった。

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《 昭和58年1月27日・防衛専門紙「朝雲」に掲載された陸自坂本公徳3尉の昇任試験指導方策「コツを教えます」は、実に良くまとまった内容であった。昇任試験の持つ意義、学習指導のあり方を理路整然と記述していた。》