昭和59年度 一般幹部候補生(部内)選抜試験に西警団から合格した8名の合格体験記「幹部への道次は君の番だ」である。
ここには、 昭和の時代における航空自衛官の生きざまがある。今日の平成の時代はどうであろうか。
2. 昭和59年度部内幹部候補生選抜試験に合格して
❺ 第19警戒群 3曹 u 警戒管制レ-ダ-整備 29歳 曹候第1期
《 大上段に構えて勉強するのではなく、シフト勤務の中で職務に専念しながら、常に問題意識を持って取り組んでいることが即学習に繋がっていったことが伺える。日常勤務の間、周りにある文書・資料等を積極的にしっかりと読み、現状を正しく認識し、何が問題なのか、どの方向に進めばよいのかなど考えることによって識能の向上と考え方を確立していったことにある。》
❻ 第43警戒群 1曹 N 警戒管制 34歳 生徒第12 期
《 1次試験で時間いっぱい問題と解答の確認を着実に行った点など注目される。2次試験も過去の失敗はどこにあったのかしっかりと把握して、対処方策を持って臨んだことが伺える。》