昭和59年度 一般幹部候補生(部内)選抜試験に西警団から合格した8名の合格体験記「幹部への道次は君の番だ」である。
ここには、 昭和の時代における航空自衛官の生きざまがある。今日の平成の時代はどうであろうか。
2. 昭和59年度部内幹部候補生選抜試験に合格して
❸ 第13警戒群 2曹 N 27歳 警戒管制 曹候第1期
《 合格者に共通していることは、防衛小六法、空自の規定集、教範類のほか幹部対象の定期発刊誌などを購読していたことである。日ごろからの積み上げの努力の結実であったことを物語っている。》
❹ 第19警戒群 2曹 S 28歳 地上無線整備 生徒第18期
《 1次試験の受験対策として、過去の部内幹候・3.候・曹昇・2,1曹昇任試験問題等を収集・整理して「傾向と対策 」をしっかり行って、計画的に勉強したことが認められる。どんな場合でも全般状況を把握し、分析検討し、どのように立ち向かうかが第一歩である。自分でサブノ-トを作り、自分で書き留めた努力は見事であった。楽をして
栄冠を勝ち取る道は存在しないものだ。》