昭和58年度 一般幹部候補生(部内)選抜試験に西警団から合格した6名の合格体験記「幹部への道次は君の番だ」である。
ここには、 昭和の時代における航空自衛官の生きざまがある。
《 昭和58年度 一般幹部候補生(部内)選抜試験に西警団合格者の体験記 》
1. はしがき 「幹部への道 次は君の番だ」
《 合格記を企画・編集・発行するに際して、人事部長としてはしがきをしたためた。西警団直轄部隊の小隊まで配付し、全隊員に触れるように努めた記憶がある。》
2. 昭和58年度部内幹部候補生選抜試験に合格して
❶ 西部防空管制群 3曹 k 警戒管制 27歳
《 幹候を目指すことを決意したのは、初任空曹課程を修了した時であった。目標を決めてコツコツと努力したとが合格につながった。受験に際して、最も必要なことは「幹部になるという強い意志」であると強調している。》
❷ 第9警戒群 2曹 N 信務暗号 30歳
《 同期の親友との対抗意識から次第に幹候を目指す目標が固まって、「奈良」へ行こうを合言葉にしたこと、その後の部内幹候の受験準備の様子が具体的に記述されている。自分の目指す幹部像をしっかりと描いていた。》