老いる雑感(10) さじ加減できる適度な労働

 花活動や家庭菜園の役割分担をしていて、他の同年代と比較して、体力が維持できているのは適度の肉体的な労働があることがかなり影響しているように感じている。

 花壇の花苗の移植時期になると、スコップで土壌を掘り返すことになる。一区画の土返しに約2時間はかかる。肉体的にはかなりの労働であるが、散歩をした時より体調はよくなる。それが何カ所もある。一日に一区画のみに限定している。身体全体に負荷が相当かかる作業だからだ。その後はのんびり過ごすことにしている。

 この土返し作業は、土壌が固くなっており、スコップに力を入れて片足で地中に突っ込み、土を持ちあげて下に落とし、砕く作業の連続である。

 気力の面で、この作業を全く嫌と思わないところがよいのかもしれない。健康管理の一手段として有効活用しているからである。「だより」の町内配付も同じである。配付=歩くことに繋がっており、一石二鳥ということであろうか。

 高齢だからと言って、身体は労わりすぎてもいけないし、無理も駄目である。のんびり時間をかけることもできる。わが胸三寸にあり自由である。老いとともに自分でさじ加減できる労働があることに感謝している。