５月２８日（土）公益社団法人隊友会 静岡県隊友会総会・講演会及び意見交換会が静岡市におけるに静岡県護国神社直会殿において開催された。浜松から浜松支部の皆んなと一緒に浜松駅から東静岡駅まで電車で往復した。朝６時に家を出て、夕方５時の帰宅で一日がかりであった。
浜松支部からは、今村昭八・松岡弘行・内山好夫・若杉幸助・濵田喜己・新田満・佐藤進平・岡村十九子・佐貫武臣・堀内ミサ子・牧田カツヱの各氏１１名が参加した。
静岡県護国神社の正式参拝の後、総会・講演会及び意見交換会に出席した。 総会等の司会は県副会長兼西部協議会長の若杉幸助氏が担当し円滑な運営が行われた。また、総会は提出議案の報告・審議が行われ承認された。
参加所見
❶ 総会は2年ぶりに出席して顔ぶれや役員名簿を見て、県隊友会活動の古い時代に関わったものは残り少なくなった。古くからの隊友は、このたび退任の事務局長堀英男氏と元県隊友会会長今村昭八氏、西部協議会会長の若杉幸助氏と私ぐらいとなった。一緒に活動した仲間の多くはすでに鬼籍に入られた。県役員及び各支部長も新陣容となり、新しい時代になったことを強く感じた。
❷ 県隊友会長の選任は、東部・中部・西部の３地区で、概ね4年ごとに持ち回りである。今回は東部地区の担当であることから東部協議会会長の前田宏氏が選任された。県隊友会の主力支部は、東の御殿場、西の浜松支部があり、錚々たる人材が揃っている。会長職の持ち回り制度は有効に機能し、活性化に寄与しているものと考える。新会長前田宏氏の活躍に期待したい。
❸ 県隊友会の番頭役である事務局長は、長年にわたって掘英男氏が勤めてきた。このたび退任となった。本当に長い間県隊友会の発展に尽力されました。心から感謝申し上げます。私もかって浜松支部長・西部協議会会長・県副会長として堀事務局長と一緒に歩んできただけにその苦労を肌で感じてきた。新事務局長の明和秀三氏の活躍に期待したい。県会長と事務局との一体化、更には自衛隊静岡地方協力本部との緊密な連携など新しい基軸を開いてもらいたい。
❹ 県隊友会の活動の主軸は、市民との懸け橋であるが時代はダイナミックに進展している。防災関連でも県との防災時の支援協定、防災連絡員の委嘱など着々と進められている。自衛隊との関連でも公益目的事業である災害情報等収集・有事等における隊員家族の安否確認支援等自衛隊要望事項の支援など新しい課題にどう応えるかで隊友会の存在価値が問われる。
❺ 少子高齢化の大きなうねりは、一般社会のみならず隊友会の会員拡大にも大きな影響を与えている。高齢会員の死去による減少と退職隊員の隊友会加入の減少傾向が続いている。
県隊友会の活動の主舞台は各支部の活動にある。各支部活動が切磋琢磨して地域に適した独特の活動を展開できるかにかかっているといっても過言ではない。
隊友会活動に秘訣はない。そこには実践活動あるのみである。コツコツと地道に活動して行くことが会員の増加拡大、更には隊友会の目的達成に繋がっていくものだ。
２ 静岡県隊友会総会・講演会・意見交換会
❶ 静岡県隊友会総会
《 静岡県隊友会総会会場 》
《 静岡県隊友会会長河原嘉光氏の挨拶、4年間の会長在任間の主要事業を振り返り、隊友会の役割を強調された。今回、立派な業績を残して、会長退任となった。 》
《 総会の議長を務めた前田宏氏、今回、静岡県隊友会会長に選任された。今後の活躍が期待される。 》
《 防災連絡員に指定された各支部長等 》
❷ 講演会(防衛講話)
《 自衛隊静岡地方協力本部長根本博之1等陸佐の講演、演題は「わが国を取り巻く安全保障環境について」、自衛隊ＯＢが対象であり、短時間でかなりつつこんだ分析結果の内容であった。最近の募集環境にも触れ、募集協力を強調された。》
❸ 意見交換会
《 意見交換会の会場 》
《 新会長前田宏氏の挨拶、静岡県下２７個支部、２，５００名の組織のトップとして、新職務への抱負を語り、会員拡大について強調された。 》
《 航空部隊を代表して、航空教育集団司令官森本哲生空将の祝辞、隊友会の存在・活動に感謝と発展を強調された。 》
して
《 陸上部隊を代表して、富士学校長徳田秀久陸将の祝辞、隊友会・ＯＢ団体は強くなってもらいたい。退職隊員の隊友会加入についても協力したいと強調された。 》
《 静岡県隊友会相談役(隊友会本部参与・元静岡県隊友会会長)今村昭八氏が乾杯の音頭をとり､県隊友会の発展充実と静岡県所在の各衛隊の活躍を祈念して乾杯した。 》
《 平成28年度静岡県隊友会役員名簿、今回、会長及び事務局長の交代と前会長の相談役、副会長兼東部協議会会長、支部長の新任があった。》
