わが神原町(21)  地域の環境美化春の一斉草刈り

1.全戸参加の 一斉草刈り

 5月22日(日)午前8時から神原町全域において、春の一斉草刈りが実施された。昭和30年神原町発足以来の地域の清掃活動は、歴代の自治会長等のご尽力により、作業区域と担当班、動員器材など実施紙計画が充実整備され円滑に運営されている。

 年2回の春・秋の全戸参加の一斉草刈りは、地域の環境美化の良風であり、地域に定着している。町内に配置された2本の開水路のほか公共場所である神原会館・健康広場・ゴミ集積所・緑化地帯の清掃など集中的に作業人員を投入して作業の効率化・能率化が図られている。

2.作業実施計画の作成

 かって、自治会長に就任した折、長年の非常に良い慣習ではあったが、旧来からの口伝えでメモ程度があるだけで、きっちりとした計画書のない作業であったことから、自衛隊式に、事前に、作業実施計画を作成し、周知徹底を図った。

 これは、図面上に作業時間・作業区域・担当区域・作業人員の配置・動員器材を明示し、作業の指揮命令系統と報告、地区別の作業責任者と安全管理など、毎年、役員の交代があっても、前年度と同じように作業が計画的・効率的に実施できるよう一斉草刈り作業計画を作成し、班長以上に計画書を配付し徹底したものであった。

 その後、どの程度の作業計画となっているか承知していないが、その骨格は引き継がれているのであろう。

3.   次世代への継承

 わが家では、20数年間私が作業に出ていたが、世代交代を図っている。若い世代が地域の良風を守って、住みよいまちづくりに進んでもらいたいものだ。

    周りを見渡しても、世帯主の高齢化、転入世帯の増加など地域の状況が変化しつつある。自治会の主要行事である一斉草刈りが、今後とも地域の環境美化の主軸として継承発展することを願うものである。

   その根底にあるものは、自分たちのまちを自分たち住民が協力し合ってより良くしていこうということにある。 作業全域のゴミなどは、翌日業者によって処理され、地域の環境は一段と向上する。

    どんなに時代が変わっても、当たり前のことが、当たり前に行われる環境美化活動は地域の優れた良風ではなかろうか。

 

❶ 清掃前と清掃後

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❷ 清掃前と清掃後 

 

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❸ 清掃前と清掃後 

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❹ 清掃前と清掃後 

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❺ 健康広場の作業風景

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