浜ちゃん日記  建国記念の日奉祝行事に参加して

1.   祝賀行事の運営支援

    2月11日は建国記念の日、第32回浜松市建国の日奉祝行事に参加した。この奉祝行事は、浜松市建国記念の日奉祝運営委員会の主催によるもので、私の属する浜松防衛団体連合会、隊友会浜松支部、浜松つばさ会及びシニアクラブ浜松市も後援団体となっている。
    会場は、昨年までのハマホールからアクトシティ浜松中ホ-ルとなり、午後1時から始まった。会場は満杯で2階席の利用もかなりあったように見えた。第一部は奉祝式典、第二部は記念講演で4時過ぎに終了した。
 隊友会浜松支部、浜松つばさ会などの諸団体は、受付・会場警備・整理・救護・接待等の担当分野を整斉と運支援していた。昨年までは早朝から出かけてお手伝いをしていたが、今回は隊友会の一会員として静かに見守ることこととし、ゆっくりと出かけることにした。
2. 国民の祝日建国記念の日」に思うこと
 ❶ 祝日の国旗掲揚  
 2月は寒気の真っただ中であるが快晴、わが家ではいつもの通り玄関に国旗を掲げた。祝日に国旗を掲げることはわが家では常識であるが、どこを見渡しても当たり前でなくなって久しい。いつもの事ながら世界の国々と同じ、「普通の国」になって欲しいと思う。

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❷ 建国記念の日」の表記
    新聞を開いていても、第一面に、「建国記念の日」と「日の丸」を表記したものは少ない。申し訳程度に日付けのところに「建国記念の日」とあるだけである。日本の国の誕生を祝う記念日なのにあまりにも寂しい限りだ。
❸ 建国記念の日」の論調
 社説・主張の欄に至っては、普段は普通の国では当たり前のことをことさらに強調し取り上げながら、「建国記念の日」に触れているのは少ないように見受けた。
    テレビに至っては、朝から三面記事の類のどうでもよいようなことばかり、世界の厳しい政治・経済・軍事情勢などどこ吹く風といったところ、「建国記念の日」はどこへいったのか。
 
2.  建国の日奉祝式典及び記念講演

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《 浜松市建国記念の日奉祝運営委員会役員 》

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《 来賓 》

❶  奉祝式典
  

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 《 主催者 奉祝運営委員会会長中山正邦氏の式辞、格調の高い内容で、建国を祝い皇室の弥栄と国家・国民の発展を願うものであった。》
 

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《 鈴木康友浜松市長の祝辞、浜松はやらまいか精神と市民の力で産業都市として発展してきた。国家は地方の創生から、オ-ル浜松で元気な浜松にしようと呼びかけた。》

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 《 鈴木育男浜松市議会議長の祝辞、本日車で来る途中に一軒も国旗を見かけなかった。祝日には日の丸を掲げて祝うではないかと強調し呼びかけた。》

 

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《 記念発表  元木三夫先生指揮による吹奏楽演奏・浜松修学舎高等学校吹奏楽部、日本の調べを基調としたもので素晴らしい演奏であった。》

 

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 《 古人見の消防団8年目の鈴木瑞穂分団長の記念発表、バラ苗栽培をしながら消防団活動により地域を守っている。国・郷土・家族愛に通じると強調した。その信条・志たるや素晴らしい。》

 

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 《 奉祝歌 元木三夫先生指揮による浜松修学舎高等学校吹奏楽部の吹奏に合わせて「紀元節」を合唱した。》

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 《 小椋靖奉祝運営委員会顧問(前隊友会浜松副支部長)の音頭による万歳三唱 》

 

  記念講演

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《 「たかじんのそこまで言って委員会」は最初の頃から視聴している番組である。

井上和彦氏の記念講演「日本が戦ってくれて感謝しています」は正面いっぱいに画像を映し出し、大東亜戦争について多くの国民が知らない日本の歴史を、マ-レシア‣タイ王国‣シンガボ-ル・インド・フィリッピン・台湾・パラオの国々において、日本が尊敬・感謝されている数々の理由を紹介した。熱誠と説得力のある語りに聴衆は共感と拍手を生んだ。

 かって、自衛隊現職時代に、当時の防衛庁防衛研修所戦史部編纂(朝雲新聞社発刊)の百数冊の「大東亜戦争叢書」を読み、その他数多くの大東亜戦争史を紐解いた事を思い出した。なぜ大東亜戦争に至ったのか、どのような歴史があったのか、一方的な対戦国の史観ゃ自虐的な史観で物事を考察するのではなく、戦後70年、冷徹にして正しい歴史を学ぶことが求められる。》