去る2月5日午前、神久呂協働センター(神田所長)主催の「地域体験セミナー・相撲甚句・歌舞伎三味線・ドジョウすくい」に参加した。
若いころから、相撲甚句についてはかなり関心があって、覚えたいと思いテ-プを購入して練習したころがあった。ドジョウすくいは自衛隊時代若いころに故郷で習ったのを元に安来節に合わせて我流でよくやったことがある。
出演の浜松相撲甚句会は、平成10年6月発会し、浜松市社会福祉等関係団体に認定された団体とのことで会員は12名ほどと伺った。活発な活動を展開しており、各種のイベントに参加して大変な喜ばれているとのことであった。ネットでも「女城主井伊次郎法師直虎公」(制作浜松相撲甚句会、作詞杉浦佳一)が紹介されていた。
参加者は12名ほどであったが、楽しませてもらった。ドジョウすくいも久しぶりに踊った。
相撲甚句はパンフレットの口上によると、「今からおおよそ280年ほど前の享保年間のこと、江戸の巷で甚句というものが大流行した。人情や風俗・人物など風刺を利かせた唄と踊りで、庶民の拍手喝采を博した。この甚句が地方に伝わり民謡の甚句となり相撲界では角力甚句として唄い踊り、語り継がれてきた。」とある。
相撲甚句等25が披露され、大変楽しく過ごさせていただいた。ご当地甚句がパンフレットにたくさん盛られており素晴らしい。改めて読み直してみたら地域の特色がふんだんに入っており花鳥風月、歴史と文化に目を向けることになる。これを機会に相撲甚句にも挑戦することになるであろう。
今回の企画は非常に良かった。カラオケ演歌、民謡、詩吟もそうであるが、調子の良い調べに乗せて声を出すことは健康につながるものだ。
《 浜松相撲甚句会の皆さん 》