1月26日、車で冬の浜名湖を一周した。毎年真冬に浜名湖一周をして風物詩を楽しんでいたが、病気などがあったりして数年来遠ざかっていた。ここのところ連日最高の冷え込みが続いており晴天であった。
浜名湖と言ってもあまりにも広いので立寄り地点を絞った。❶宇津山・正太寺の山頂と沿岸、❷浜名湖瀬戸港と周辺、❸天竜浜名湖線佐久米駅とカモメの見物とした。
今回は3地点に絞ったが、自分の身近に素晴らしい風景や環境があることを再確認した。高齢とともに行動範囲が狭まくなるが、地域の中にも自然や環境を楽しむことができる。
《 浜名湖周辺地図・〇印の3カ所を重点にした。》
❶ 宇津山・正太寺の山頂と湖岸
宇津山・正太寺の山頂から眺める浜名湖の風景は素晴らしかった。毎回ツツジの季節に立ち寄っていたが、数年のうちに山頂部まで墓地が広がって変貌していた。眺めは素晴らしかった。
そこで湖岸の堤防を降りて正太寺鼻まで湖岸を散策した。海岸を歩いていると錯覚するほどの感じであった。ここでの眺めは初めてあった。突き出た岬で浜名湖を見渡すことができで素晴らし地点を見つけたぞとの思いがした。
《 宇津山から浜松市街地の方向を望む 》
《 宇津山から舘山寺温泉の方向を望む 》
《 正太寺鼻から猪鼻瀬戸を望む 》
《 出入漁港から富士山を望む 》
❷ 浜名湖瀬戸港と周辺
浜名湖瀬戸港はいつも来る地点だ。遊覧船の寄港地であり、車をおいて猪鼻まで散策した。赤い新瀬戸橋、猪鼻瀬戸などから眺める猪鼻湖と浜名湖の情景はこれまた素晴らしい。猪鼻瀬戸は静岡県指定名勝地に指定されている。
かってここは天浜線三日日駅を中心に自転車を借りて猪鼻湖一周などのサイクリングを楽しんだものだった。当時よりサイクリングロードが整備されていることを知った。瀬戸港発着所においてあったパンフレットで昭和27年度国土交通省道路局の浜名湖サイクリングロードの社会実験の詳細を知った。若者のサイクリングに出合った。よいことだ。
《 猪鼻湖の三ケ日方向を望む 》
《 浜名湖瀬戸港から浜名大橋方向を望む 》
《 猪鼻湖の西岸で出合った鳥の一群 》
❸ 天竜浜名湖線佐久米駅とカモメ
新聞テレビやパンフレットでは、天浜線浜名湖佐久米駅のカモメの群れを写真ではよく見かけたが実際の場面にはであったことがなかった。たまたまであったがその情景に出合った。冬の風物詩の一つとなっていることがよく分かった。それにしても餌付け等の隠れた苦労がある。
《 説明を要しないそのものずばりだ。現場でカモメを眼前にすると写真等で見てきたものとは違った迫力があった。冬の風物詩の一つであることがよく分かった。》