浜ちゃん日記 運転免許更新の高齢者講習

 先般、新聞・テレビでも先月23日に82歳の誕生日を迎えられた、天皇陛下は本年1月8日に、最後の免許証更新をされたと報じられました。

 今年の年賀状の1枚に、90歳を超えた方で第2の職場で一緒に仕事をした大先輩は矍鑠としておられるが今年で運転免許証を返納すると記されていた。近時は高齢者の高速道路の逆走運転や加害事故等が話題になっていただけに「高齢者の運転免許更新」「高齢者講習」に対する関心が一層高まっているように感じている。

 こうした中で、昨年12月に運転免許更新の「講習予備検査・高齢者講習のお知らせ」を受けた。早速、近くの高齢者講習を実施している自動車学校に電話申し込みをしたところ1月中旬と決まった。 

 高齢者講習に関しては、毎回のことながら講習のハガキ案内といい、講習日の前日には自宅に「明日は09:40までに講習においで下さい」と懇切丁寧な電話案内をもらった。そこまて配慮してくれているのに、行くのを忘れたり、定刻に遅れたとあっては沽券にかかわると前夜すべてを用意しておいた。

 講習は、近くの自動車学校で、当日午前の部は75歳以上9名であった。グル-プの最高年齢者は85歳、一目で歩行動作、質問状況から分かったが、人は見かけによらないものだ。話によると会社も全部整理してもっぱら人生を楽しんでいるとのこと、60歳から始めた山登りは今もって全国各地の百名山の数々を登り、外国旅行は年何回が行ってるとのス-パ-マンであった。

 講習予備検査は記憶力・判断力を調べる検査で「認知機能検査」である。高齢者講習は安全運転についての講義、運転適性検査及びコ-スを走行する運転実技であった。

 認知機能検査結果や運転適性診断票、動体視力検査結果及び夜間視力検査結果など交付された。そこには検査結果と指導内容が記載されており、すべて納得できるものであった。

 実際に自分が当該機器を使っての検査結果であり、具体的に数値で示しどのランクにあるのか分かり易くなっている。実技もその都度と運転後指導をいただいた。コ-スを走る車には3名同乗し運転を交代したので、他の人が運転しているときの指導事項が意外にためになった。まさに「人の振り見てわが振り直せ」の格言のとおりである。今後の安全運転にあたっての大きな指標になるであろう。

 前回の検査結果と比較しても歳とともに加齢に伴う機能低下が見られる。ありがたく「高齢者講習修了証」をいただいた。 

 家内は、車を運転するとき、その都度必ず「気を付けて運転してね」と言う。この一言で心を引き締めて運転することになる。ありがたいことだ。今年も安全運転でいこう。

 

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 《 講習予備検査・高齢者講習のお知らせの案内の一部 》

 

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《 配付の教本「いつまでも安全運転を続けるために」 のはしがきの一部、高齢者の安全運転の指標でもある。 》