浜ちゃん日記 平安の正月三が日

 新年恒例の一般参賀が、2日皇居で行われ、天皇陛下は「穏やかな新春を迎えました。本年が国民一人一人にとり、安らかで良い年となるよう願っています。年頭に当たり、わが国と世界の人々の平安を祈ります」とお言葉を述べられた。

   元日の午前は初日の出、菩提寺とお墓、地の神社に参拝したが、後は静かに過ごした。新聞はじっくりと国内外情勢を中心に、軍事・外交・政治・経済・社会文化欄など紙背を読んだ。

   拝受した年賀状の中に、CS同期だった中村新三郎君からは、明治天皇御製「 世の中のことある時にさわがぬは、つねにかためし心なりけり」をしたため、「激動の世界情勢下、心を引き締め、今年がわが国と皆さんにとって良い年となるよう祈念いたします」とあった。
 明治天皇御製は、「事が起こって、はじめて驚いてさわぐ人が多いが、平常に心をかためておかねばならぬのである.」と解される。今の時代にも通じるものがあり、あらためて心して元日と3日の新聞を読み直した。

 今年は、わが国が自主独立の国として、国家のありようを加速して見直し、世界の中の日本として、厳しい世界に立ち向かえる再生の年であってほしいと願うものである。

 明日からは、シニアクラブの新年会を皮切りに、本格的な再始動となる。町並みを少し散歩したら寒風に負けず大根付けの準備が始まっていた。花畑の草花にも「今年も頼むよ」と声をかけてきた。

 年末からやってきた孫たちも元気な姿を見せてくれたが家路についた。あっという間の数日間だったが家族全員が揃ったことが最高の幸せというものであろう。

また、静かな日々がやってくる。

 

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 《 寒風にさらした大根は間もなく漬けられる。》

 

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 《 草花も寒風に負けじと頑張っている。》