第1期操縦学生会にとって、記念すべきことは6月2日・3日にかけて、浜松において「入隊60周年記念大会」を実施し、全国的な活動を終えたことであろう。
12月3日夕、浜松駅の近くの天狗で最後の実行委員会を開き、 第1期操縦学生入隊60周年記念大会に関する活動を終了し解散した。今後は地区別の活動に移行することになった。来春2月には浜松地区の操学1期生会を 開くことにしている。
現職時代は、創設期の航空自衛隊で、部隊の廃止・改編・新編などに係ってきたが、一つの組織が改編され新編されると、新編部隊づくりで希望に満ちた飛躍の中で、一方、慣れ親しんだ組織がなくなっていく一抹の寂しさを経験してきた。
どんな形であれ、一つの組織が大きな活動を終結させるということは、一抹の寂しさを覚えるものだ。 昭和30年6月に航空自衛隊の第1期操縦学生として大空に憧れ入隊した青年たちも80歳を迎えることとなり、余力があるうちに有終の美を飾るべく全国的な活動から地区別の活動へと転換した。
浜松組が最後の全国大会を担当し、企画・運営の中核となった実行委員会を今般の会合をもって解散した。同期生8名全員が定時定点に集合しよもや話を語りあって、来春も元気に全員が集まることを約して散会した。
《 浜松地区操学1期生会のメンバ―、歳を忘れてよく飲み食べ語りました。 》