神原町花の会(花美原会)(169) 小学2年生から見た花畑と活動

    過日、神久呂小学校2年生の生活科の学習で地域の探検が行われ、わが神原町花の会・花美原会の管理する花壇の見学に15名が訪れました。学年主任の渡瀬直久先生から子供たちの手紙が届けられた。しっかりと花の会の活動をとらえていることに感心しました。

 先生からは「子供たちが自分たちの疑問を解決したり、新たな発見をしたりして大変有意義な学習をすることができた。神久呂の町にいっそう愛着が湧いてきたようです。」との便りをいただいた。

 地域を中心とた学習がこうして低学年でも行われており、感心したものである。ふれあい大学の一日入学の時もそうであるが、必ずふれあいがあった後には子どもたちの感想文が届けられ感激したものだ。地域との連携といったことでも、小学校教育が丁寧にフォロ-アップされていることを何回も経験しており、日本の初等教育の素晴らしさを誇らしく思う。

 子どもたちの手紙は、会員の皆さんにも会報に掲載して読んでもらうことにしています。あまりにももったいないので、花の会と説明者の私に宛てたものを数通取り上げてみました。

 私の反省点は、教育の観点から大人に対してのような全般説明は省略して、挨拶が終わったら子供たちが事前に準備した質問を受け、丁寧に答え、書きとめるのを確認してから次の質問に答える形式の方がよかったように思いました。どの子も一問はインタビュ-形式で質問があったのはよかったように思います。

 

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《 10月21日09:00~10:30の間、神久呂小学校2年生が校区の探検で9か所のグル-プに分かれて各所を見学した。わが神原町花の会の管理している花畑にも15名の子供たちが訪れました。》

 

❶  花の会の皆さんへ

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《 花畑を子供たちの目から見たらどのようにとらえているのか関心がありましたが、それぞれの子がいろいろな目で見てくれたことがわかりました。花と緑のまちづくりから始めた花壇や花畑でしたが、9年間の継続した活動は今や地域社会の大きな存在となっていることを再認識しました。花を育て咲かせることより草を取ったりする方が大変だとの説明にも関心を示した子がいました。ホウキ草は花壇の清掃で使っているものを試してもらいました。電気掃除機や竹ぼうきとは違った文字通りホウキ草で作ったホウキで地面を掃いてもらいました。使ってみると優しく柔らかく本当にきれいに清掃ができることに驚いたようです。この学習を通じて、多くの子供は自分たちの住んでいる地域社会の中に様々な施設や人々の活動があることを学んだことでしょう。私共にとっても、子供たちに花畑の存在と活動を知ってもらうことができたことをうれしく思いました。》

 

❷ 私へ

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 《 花と緑のまちづくりへの活動についての関心と理解が子供たちの心に響けばと思いました。鉢植えと違って花壇や花畑は種を蒔いた時は水やりを行うが、発芽すればできるだけ自然に任せる、植物自身の生命力で大きくなっていくのを手助けするだけだと説明しました。子どもたちの目が輝いていたのが印象的でした。》