神原町花の会・花美原会 (157 )  全国花のまちづくりコンク-ル奨励賞

1.平成27年度第25回全国花のまちづくりコンク-ル「奨励賞」  

   このたび、神原町花の会(花美原会)は、平成27年度の「第25回全国花のまちづくりコンク-ル」において、団体部門で「奨励賞」をいただくことになった。

    平成22年の第20回に「若葉賞」、23年の第21回に「奨励賞」を受賞してから、しばらく応募を取りやめていたが、今回応募して栄えある賞をいただくことになりました。従って3回目の受賞となります。

 これはひとえに、地域の町民各位の協力支援、会員の皆様の献身的な活動によるものです。こころから厚く御礼申し上げます。

 平成19年に「神原町まちづくり構想」に基づき、まちづくりの一環として始めて以来9年目となります。小さな町の小さな「まちづくり活動」ではありますが、何よりも継続することを重視し、無理をせず、楽しく活動をすることに心掛けてまいりました。

 継続活動によって、「地域のお花畑」としてすっかり定着してまいりました。今回の受賞は活動に参加してくださる方々にとっても大きな励みとなります。

 

2.平成27年度第25回全国花のまちづくりコンク-ル受賞者一覧表 

 

受賞名 件数
花のまちづくり大賞
農林水産大臣賞・国土交通大臣賞
4件
花のまちづくり優秀賞
花のまちづくりコンクール推進協議会長賞
9件
花のまちづくり奨励賞
花のまちづくりコンクール審査委員会賞
10件
花のまちづくり入選 63件
花のまちづくり努力賞 4件
各賞を受賞された方の合計 90件

 

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3.全国花のまちづくりコンクール

全国花のまちづくりコンク-ル・全国花の会 ホ-ムぺ-ジから出典

全国花のまちづくりコンクール

 花のまちづくりを国民的な市民運動として普及、定着させるために、全国各地で取り組まれている花や緑による優秀な活動を顕彰し、広く紹介するために「全国花のまちづくりコンクール」が、大阪花博開催の翌年である平成3(1991)年から始まりました。
 これまでの受賞者数は延べ380人を超し(平成18年度現在)、受賞された皆さんは、全国各地で花のまちづくりのリーダーとして活躍されています。

花のまちづくりの考え方

花のまちづくりの考え方(千葉県立上総高等学校)
 私たちは、これまでの物質的な豊かさを求めた生活を問い直し、ゆとりや安らぎを実感できる、精神的に充実した質の高い生活のあり方を模索してきました。
 国際花と緑の博覧会の開催を契機に、その基本理念「自然と人間との共生」を継承し、それを発展させるために花のまちづくりコンクールが翌年から実施されました。
 10年を経た今日、ガーデニングの広がりに見られるように、花や緑は生活の中でより身近なものとなりました。花の美しさや緑の素晴らしさをともに感じ合い、環境との調和を心がける「花のまちづくり」が広く実践されつつあります。
 「花のまちづくり」は、人と花や緑が、また花をめぐる人と人とが互いに影響しあって、家庭や公共の場で、美的なセンスを磨き、花を介した交流を活発に行ない、生き生きとした美しく心地よい地域をつくっていくものです。
 また、花や緑をいかして周辺の環境、身近な自然を大切にすることは、地域の社会的、歴史的、文化的な資産を次世代に引き継ぐことなります。このような取り組みは、コミュニティの活性化や観光など地場産業の振興などにも結びつきます。
 したがって、「花のまちづくり」は地域に望ましい循環型の社会を築き、生活環境の改善を進めることで、住民の生活の質を一層高めていくことを目指しています。

 

 

花のまちづくりの進め方

花のまちづくりの進め方
 花のまちづくりを進めるにあたっては、住民(団体、企業を含む)と行政が力を合わせ、互いに役割を分担して地域の条件に合った独自のやり方で行うことが望まれます。
 これは住民のだれでもが参加できる楽しい活動です。その原点は、一人一人が地域社会に対して誇りと責任を持って自分たちの身の回りをきれいにし、美しい景観を共有しようとするものです。
 次の世代を担う子どもたちが参加することにより、子供たちの心に自主性や協調性、自信、地域への愛着心が育つことが期待されます。これらを通じて人々の信頼感や連帯感が増し、コミュニティの活動によって地域がいきいきと活性化されるでしょう。
 また、行政は住民の主体的な活動を積極的に支援し、花のまちづくりの普及・啓発や公共の空間での花を活用した整備などの展開が求められます。

 

 

花のまちづくりコンクールの役割

① 優れた活動を育てる

優れた活動を育てる
 応募することで、応募者が自分たちの取り組みを自ら点検し、よい自己学習の機会となるようフォローアップを充実し、多くの優れた花のまちづくりの活動を全国各地に育てていくコンクールです。

 

 

② 花の社会性の向上

花の社会性の向上
 花の栽培技術や花壇デザインを評価することにとどまらず、花を用いて地域の文化や身近な自然を大切にして、地域の活性化も図ることなどによって、花が一層美しく映えるまちづくりの取り組みなど、花の社会性を評価するコンクールです。

 

 


 

表彰内容

コンクールにご応募いただいた中から活動内容お状況により次の賞が設けられます。また本年より、限られた条件のもとで地域社会と係わりを持ちながら努力している活動には努力賞を選賞します。

表彰内容

部門

市町村

団体

個人

企業



花のまちづくり大賞
(大臣賞)
農林水産大臣賞2点以内
国土交通大臣賞2点以内
花のまちづくり優秀賞
(コンクール推進協議会長賞)
10点程度
花のまちづくり奨励賞
(コンクール審査委員会賞)
10点程度

入 選

花のまちづくりのレベルが
一定水準以上と認められたもの
努力賞 年輪賞
(継続年数20年以上かつ平均年齢70歳以上の団体または個人)
5点程度
四つ葉賞
福祉施設などを対象)
5点程度
若葉賞
(継続年数3年未満を対象)
5点程度