浜ちゃん日記  地域のAEDの設置と訓練

1.地域のAEDの設置

 わが神原町でAEDを設置することになった。地域におけるAEDの設置については、検討を重ねてきた結果、24時開いている町内のセブンイレブンにおかせてもらうことになった。自治会として設置するには経費の問題等もあったであろうが相佐末吉自治会長の決断で設置されることになった。

 地域の問題も国家の問題と共通するものであるが、トップの積極的かつ熟慮の上の判断と強固な決断によって物事が進むものである。大抵の場合、躊躇して時期を失してしまい、いつのまにかはっきりしなくなることが多い。トップに立つ者が一身に全責任を負う気概がないと事は運ばないものだ。最近、全責任を負う決断力に欠けたトップを多く見かけるだけに、その英断は素晴らしいものだ。

2.町民の生命と安心安全を守る

 AEDの設置の判断・決心の基準は、「町民の生命と安心安全を守る」ことに尽きる。今日のように救命処置を要する事態が多くなった時代はない。将来にわたってその傾向は増加するものとみられる。近くの市協働センタ-にもAEDが1個設置されているが、夜間は閉鎖されており使えない。町内のどこにもAEDないのは不安である。

 何でもそうであるが費用・使用頻度等理屈を並べだしたら消極的な選択になってしまうのが世の習いである。「町民の生命と安心安全を守る」ことに判断決心の基準を置けばその選択は正当である。24時間いつでも使える状態にした英断は素晴らしいものだ。  

3.AED使用の心肺蘇生法訓練

 9月6日(日)朝7時半から地域防災隊及び諸団体の代表者等が集まり、AEDの使用方法についての訓練に参加した。私自身にとってはAED使用による心肺蘇生法の訓練を受けるのは3回目であるが、こうした類いの訓練は、毎年実施して慣れることが必要ではなかろうか。

 訓練は、そばて見ていたり、本を読んでいたのでは身につかない。「体験する」ことが重要である。何回も何回も訓練すること、身体で覚えることである。こうした訓練は継続して実施し何回でも、より多くの方に体験してもらうことに尽きる。

 私も、今回はいの一番に体験させてもらった。いつなんどきAEDを使用させてもらうことがあるかもしれない。あるいは自分がAEDにお世話になるかもしれない。それでいいのではなかろうか。AEDの使用訓練のほかに防災の日ごろ備えについて、浜松市作成のビデオ「自らがあなたの命を救う」を観て2時間の訓練を終了した。 

 

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《 浜松市消防局資料から出典 》

 

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《 神原町自治会長・自主防災隊長相佐末吉氏の訓練にあたっての挨拶 》

 

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《 講師の浜松市消防官、訓練の後半では、緊急出動があった。24時間市民の生命と財産が守られている。》

 

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《 消防署員のAED使用による心肺蘇生法の展示と説明 》

 

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  《 AED使用による心肺蘇生法の訓練、交代で訓練を実施した。 》