こころのふるさと(23) ふるさと鳥取フアンクラブとわが郷里・湯梨浜 

1.ふるさと鳥取フアンクラブと情報紙「とっとりNow」

 今から80年前、昭和10年に鳥取県の中部に位置する馬ノ山の東側の宇野で生まれ育った。本音は、わが郷里「羽合(ハワイ)」と書きたいところであるが、町村合併で「湯梨浜」となって久しい。

 かっての羽合町を旅立って60年以上たったが、故郷は遠くにありて思うもので、「ふるさと鳥取フアンクラブ」の会員でもある。数日前に「鳥取県 総合情報誌voi.107とっとりNow」と「ふるさと鳥取フアンクラブ通信」2015・秋号が送られてきた。

 この情報紙は、入会して以来、綴っておりかなりの量になった。写真も内容も充実しており郷里の匂いが届けられるのが楽しみでもある。心が豊かになる一方、ふと子供の頃に冒険をして駆け巡った郷里の山野や風雪に鍛えられた山陰、海の幸と健康な心身を鍛えてくれた日本海の風景が浮かび、今は亡き両親兄姉を思い出す。

 

2.とっとりNowの「湯梨浜 

    今回のとっとりNowに掲載された「湯梨浜」に関する記事から関心のあるところを抜粋して見た。故郷がこれからも大いに情報発信してもらいたいものだ。どこに住んでいても郷里の発展を祈っている。浜松鳥取県人会などの活動も郷土を思う気持ちの現われである。

 

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《 とっとりNowの表紙 》

❶ 馬ノ山から見た景観

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《 この馬ノ山は自衛隊入隊後も帰省の度に登った思い出がある。眼下に広がる羽合平野と左に東郷湖を眺め少年時代に思いを馳せたものである。》

 

❷ 心身ともに充電できるリゾ-トへと進化中の湯梨浜

 

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《 「鳥取県中部に位置し<、湖底から温泉が湧く「東郷湖」で知られる湯梨浜町、平成年(2004年)、かっての羽合町・東郷町泊村が誕生したこの町は、美しい自然や古代遺跡などの故郷の資源を生かしながら、新しい町の魅力を発信、健康と美をテ-マにウオ-キング主体の観光やグルメを提案し、心身ともに充電できるリゾ-トへと進化中」とある。 》

 

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《 中学生の頃は、東郷湖の周りをマラソン、遠足をしたものだ。時代は変わってウオ-キングに、同級会ともなれば毎回「はわい温泉」で開催し、お湯につかってふるさとを満喫した。》

 

❸ パワ-スポットの倭人神社

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 《 子供の頃、倭人神社は「一ノ宮さん」と呼んで毎年5月上旬、宇野から山越えをして、喜々として例祭に出かけたものである。稚児として行列に参加したこともあった。立派な御輿がいくつも並び豪華な例祭が営まれた。 大東亜戦争終結後、集落の多くの若者が復員し、元気に神輿を担ぐ勇壮な姿がそこにあった。 》