浜ちゃん日記  健康管理と現代医学

1.カテ-テルアブレ-ションとホルタ-心電図

 70歳を過ぎたころであるが、坂道を登ったり、負荷のかかる農作業をしているとき身体の不調を感じたので、医師の診断治療を受けたところ不整脈が認められた。

 主治医の勧めで、カテ-テルアブレ-ション(心筋焼灼術)を受けた。

 ネットで調べてみると、「カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)は、1980年代初めにアメリカで治療が開始され、対象となる不整脈のしくみ(メカニズム)が解明されたこと、カテーテル(焼灼用の管)の進歩により、現在は日本でも急速に普及した。治療は局所麻酔下でカテーテルという直径2mm位の管を心臓内に挿入して、不整脈のもととなる異常な部分に高周波電流を流し焼灼を行う。外科的な手術に比べて患者さまの体への負担が少ない治療です。」とある。

 この手術は素晴らしく、元気を取り戻した。当時、現代医学の進歩の恩恵に感謝したもだ。それ以来、再発防止に努め、大きな障害もなく、毎月一回検査・診断を受けている。

 今回、ホルター心電図 検査を受けた。これは心電図記録計を携帯し、24時間の 心電図を持続的に記録し、これをコンピュータで解析して診断するものである。。

 初めての経験であったが、検査結果も聞き安心するとともに今後の注意事項等も確認した。これまた、現代医学と科学のお陰で生き延びることができた。

 

2.元気で過ごせることへの感謝

 35年余の自衛隊勤務においては、おおむね強健に過ごしてきた。身体髪膚これ父母に受くといわれる如く、子供の頃から活発に動く少年であったと兄姉たちから聞いている。このお陰で厳しい防衛の任を全うすることができた。亡き両親の命日には自分の胸の内で《ありがとうございます》と感謝している。

 人間の身体は不思議なものだ。それなりの歳になると衰え始める。これは神仏をもっても、現代医学や科学をもっても如何ともしがたいものがある。元気になると不養生をしたりする。天邪鬼であろうか。これも人間が人間たるゆえんのものであろうか。

 明日は、がんの行方の定期の検査診断がやってくる。