航空自衛隊第1期操縦学生(32) 第1期 操縦学生入隊60周年の記念事業

1.    第1期操縦学生入隊60周年記念事業 

 航空学生制度創設60周年の歴史は、まさしく第1期操縦学生の歩みと重ね合わせることが出る。すでに現役から離れて久しいが、1期生として創設期の航空自衛隊の航空防衛力の基盤作りと揺籃期の民間航空の発展に寄与し、その役割を果たした誇り高き「操学1期」である。

 第1期生会は、今回の「第1期操縦学生入隊60周年記念事業」として、本年・6日・6月5日行われた「航空学生制度創設60周年」にあたり、航空学生旗などを寄贈することを決定した。

 その主旨は、第1期生会の最後の事業として、航空学生のドリル等諸行事で先頭に立つ航空学生旗、指揮者の儀礼刀及び入隊・卒業式の看板等(約100万円)を寄贈し、第1期生の誇りと意気を後輩に末永く伝承せんとするものである。これらの経費は第1期生会で保有するものから拠出することにした。

 記念事業は、航空学生連合会に対する贈呈式をもって実施された。 

2.   航空学生連合会に対する贈呈式

     航空学生旗等は航空学生連合会を通じて行うこととし、その贈呈式は、6月2日総会に引き続き実施された。参加者は来賓として、区隊長豊釜勇様、航空学生連合会長代理として浜松基地航学会長第1航空団防衛部長山本隆祥(36期)様、第1航空団第32教育飛行隊長滝沢修(41期)様、警戒航空隊第602飛行隊杉山安宏(55期)様、第1航空団第31教育飛行隊有働明生(59期)様及び浜松救難隊速水洋侑(62期)様の臨席のもと第1期生夫妻63名が参加して挙行された。

 実行委員長濵田喜己君の司会により、 会長小林誠君の挨拶、航空学生連合会に対する目録贈呈(航空学生旗・儀礼刀・看板等一式)の後、航空学生連合会を代表して山本会長から謝辞が行われた。 

航空学生制度創設60周年にあたっての贈呈

第1期操縦学生入隊60周年記念事業として、航空学生連合会に対して航空学生制度創設60周年記念にあたり、次の品目(100万円相当)を贈呈します。  

操縦学生第1期生会

1.航空学生隊旗 一式 

2.儀礼刀 一式 

3.航空学生入隊式、卒業式時の看板等

 

 ❶ 航空学生旗 一式 

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❷ 儀礼刀 一式

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❸ 航空学生入隊式、卒業式時の看板等

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 ❹ 航空学生顯彰館の花壇の花苗の提供等

 

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4.   贈呈式の模様

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 《 第1期生会会長小林誠君の挨拶、その後贈呈が行われた。航空学生制度創設60周年に際して航空学生旗等がタイミングよく寄贈することができた。6月6日防府北基地における記念行事として行われた航空学生ドリルで初披露された。  》

 

 

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 《 航空学生連合会代表として、浜松基地航学会生会会長1空団防衛部長山本2佐が航空学生旗等の寄贈に対する御礼と航空学生の良き伝統を継承して発展する旨力強い謝辞を述べられた。》

  

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《 贈呈式会場 》