神原町花の会・花美原会 (141 ) 骨が折れたひまわりの種蒔き

   神原町花の会は、6月20日午前「神原町花と緑いっぱい区域」にコスモスの種まき及び「神原町健康広場」の外柵に沿って内側にひまわりの種まきをした。

 コスモスは十分に経験を積んているので、集中作業により短時間で種蒔きを終えた。むしろ手間取ったのが健康広場のひまわりの種まきであった。外柵沿いに2列にして蒔いたが雑草地であり、石ころが多くて穴を掘るのに結構体力と時間を要した。うまくいけば大輪のひまわりが道行く人々を楽しませてくれるであろう。

 物事にはタイミングということがあるが、今回の種まきは時機を得ることができた。梅雨時の種まきは、日時の設定が極めて困難である。単に天候だけではなく、協同活動を行うには2~3名ではなく最小限10名以上そろえる必要があるからだ。

 すべての条件が合致するタイミングは、そんなに多くはない。しかも数日前に決めなければならず、責任者としては天に祈る気持ちである。

 幸い天気は刻々と変化し、予報も変化してきたが、曇り空のもとで作業を完了した。後は自然界の恵みにお任せすることしかない。まさに天に祈る気持ちである。

 農家に育ったが、明治、大正、昭和の初期の農業のありようを想像した。天地とともに人間は生活を営んできた。時代がどんなに推移していこうと自然界の中で山野を耕し、植物を育てる基本には今も昔も何らの変化もないであろう。

 今日のひまわりの植え付けは骨が折れた感じであった。「骨が折れる」という言葉がぴったりのだったが、午後は横になって眠ったら元気を回復した。大汗をかいた分だけきっと素晴らしい花を咲かせてくれるであろう。集団力を発揮する協同活動だから出来る種まきであった。 

 

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《 コスモスの種まき、皆手慣れているのでそれほどの苦労はない。作業時に畑がぬかるんでいないかどうかであるが、幸い作業環境は申し分なかった。 》

 

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《 コスモスの土かぶせ作業、こちらの方も手際よく作業が進んだ。 》

 

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《 骨が折れたひまわりの種まき作業、生育環境は悪いが挑戦してみた。何回か重ねているうちにうまくいくようになるものだ。事前準備、時期、播種要領など今後の課題であるが、どんなことになるのか結果が楽しみである。 》

 

 

 

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《 協同活動終了後の記念撮影、花畑は約90%植え付け等が完了した。後は状況に応じて補植作業を進めることとなる。 》